バジル 5
バジルには、Ocimum basilicum以外の種に由来するものもふくめ、およそ150 種類の栽培品種があります。香りの主成分はメチルカビコール(タラゴン、フェンネルなどに含まれる)、リナロール(スズラン、ラベンダー、ベルガモット様の芳香)、シネオール(ユーカリ属の植物の精油に含まれる)、オイゲノール(クローブ、ローリエ、シナモンなどに含まれる。)があります。
イタリア料理に多く使われる品種はバジル、バジリコ、スイートバジルの名で知られている。ジェノベーゼバジル (Genovese basil) もイタリア料理に使われる。ほかにレモンバジル (Lemon basil)、ホーリーバジル (Holy basil)、シナモンバジル (Sinnamon basil)、タイバジル (Thai basil)、マンモスバジル (Mammoth basil)、タイレモンバジル (Thai Lemon basil、ライムバジル (Lime basil)、リコリスバジル (Licorice basil)、アフリカンブルーバジル (African Blue basil) などの品種があります。順次、主なバジルを取り上げてゆこうと思います。
アニスバジル、リコリスバジル、ペルシャンバジルと呼ばれている ( O. basilicum 'Licorice' ) をhttps://www.everwilde.com/store/Licorice-Basil-Herb-Seeds.html から引用しました。
リコリスバジルは魚やキャンディ、サラダにリコリスのニオイを付けるのに使われています。上の写真で見えている ”紫色の穂状花序“を使います。
インド、ペルシャが原産地です。
下に取り上げた「窓辺の花飾り」のような使い方をすると、真っ直ぐに伸びる紫色のアニスバジルが生きてきます。
https://garden.org/plants/view/108123/Basil-Ocimum-basilicum-Licorice/ から
つづく。
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