ヨーグルト乳酸菌と効果、商品名
http://おすすめ乳酸菌.com/%E7%A8%AE%E9%A1%9E/から絵を引用させていただきました。サイトを開くと楽しい絵の入った解説があります。
現在日本ではたくさんの種類のヨーグルトが市場にあります。世界中を見渡しても稀な国だと思います。「あなべるお菓子教室」では、売られているヨーグルトを使って簡単に家庭で作る方法をすでにお話してきましたが、この数年の間に5-6種類のヨーグルトが又新しく誕生しました。ネットで調べればすぐにわかることですが、各メーカー間の効果が比較しやすいように新製品を追加して一覧表にしました。マーケットで新しくヨーグルトを選択する際の参考にしてください。
乳酸菌名 効果 商品名
ガゼリ菌 SP株 内臓、皮下脂肪 ナチュレ恵
LB 81 乳酸菌 皮膚機能の改善 ブルガリアヨーグルト
BB 536 花粉症 森永ビヒダス
カゼインシロタ株 発がんリスク ヤクルトソフィール
ガゼリLG 21 ピロリ菌 明治プロピオヨーグルト
ラムノーザス LGG 便秘、インフルエンザ タカナシ LGG
ビフィドバクテリウム HN019 抗アレルギー ルナバニラヨーグルト
ビフィドバクテリウム BE 80 便秘 ダノンビオ
L-55 整腸作用 オハヨー乳業
ビフィズス菌 LKM 512 アトピー、腸の老化 メイトー
ビフィズス菌 Bb-12 便秘 十勝プレーンヨーグルト 四つ葉, 小岩井
OLL 1073R-1 インフルエンザ 明治R-1
クレモリス菌FC株 コレステロール フジッコカスピ海ヨーグルト
乳酸菌PA-3 株 痛風 明治PA-3ヨーグルト
プロバイオティクス乳酸菌 便秘 グリコ ヨーグルト健康
ラクトバチルス ブルビスemsp; 便秘 カゴメ植物性乳酸菌ブルビス
カスピ海ヨーグルト、ラクトバチルス ブルビスなど植物由来の乳酸菌 ( 植物性乳酸菌ではありません ) はほかの乳酸菌 ( 動物由来の乳酸菌 ) とは違って増殖のための最適温度が20-30℃と低めです。培養時の温度設定を従来の設定温度よりも10-20℃低めにすると安定したヨーグルトができます。
ヨーグルトを使ったレシピを一つご紹介しておきます。長年私が使ってきたもので、教室で何回かご紹介したので、お家で作られている方もあるかもしれませんが取りあげておきました。絵は次のサイトから引用させていただきました。 http://www.yummytummyaarthi.com/2014/10/tandoori-chicken-recipe.html
レシピの内容は上のサイトから引用したものではなく、30数年前にインドの友人から譲り受けたものです。 Tandoori Murgha(タンドールで焼いたニワトリ肉)という料理で、北インドの料理です。内容を少し自分用に変えて使ってきました。 4-5人分 ニワトリ 1.3kg 塩 1/2ts タマネギ (卸したもの) 1個 ショウガ (卸したもの) 親指大 ガーリック (卸したもの) 2個 コリアンダーシード(挽いたもの) 1TBS チリパウダー 1/2ts ターメリック 2ts※ ヨーグルト 500g レモンジュース 1個分 ブラックペッパー 適量 ※Tandoori Murghaにターメリックを使うなんてみたことがないと言われるかもしれない。しかし私はこのレシピが一番だと思っている。ショウガは非常に細かく刻んだ方がいいが、中途半端に刻むのであれば卸しても良い。 全てをボールに入れて4-5時間~一晩冷蔵庫で寝かせる。グリル又はオーブンで焼きます。本当はタンドールで焼くのですが、インドの家庭にタンドールを備えた家庭は少ないので、時々、スパイスの混合液をつけながら焼いてゆきます。このレシピのいいところは、レモンジュースとコリアンダーでレモン味とレモンの香りをニワトリに付け、且つ、レモンの酸味でヨーグルトの酸味を深めているところです。( 使うヨーグルトは酸味のある、香りのついていないものを選びます )フランスパリの下町を歩くと、コーニッシュにイングリッシュマスタードソース※を付けて焼くいい匂いが通りを流れてきます。(イングリッシュマスタードに入っているワインヴィネガーとヨーグルトに含まれる酸は同じ酢酸です)酸っぱい調味料とニワトリは良い取り合わせです。ヨーグルトは多すぎるように思われるかもしれませんが、一晩ニワトリを漬けておくことでニワトリの肉を柔らかくし、鉄板で、あるいはオーブンでニワトリを焼くとヨーグルトがニワトリの肉の方に吸い寄せられるようにくっ付き、ヨーグルトが余るということがありません。 サフランライスの上に焼いたトリをのせその上にオニオンリングとレモンスライスで飾ります。ナンとスライスしたトマトサラダを添えてサーブすると「タンドーリ ムルガ」の完成です。 ※イングリッシュマスタードは非常に簡単に手作りすることができます。 イングリッシュマスタードの絵とレシピはhttp://www.davidlebovitz.com/2013/03/homemade-mustard-recipe-joe-beef/から引用しました(レシピの一部分を手直ししています)。 マスタードシード55gを一晩ホワイトワインヴィネガー80gに漬けておきます。そして次の材料をすべて一緒にブレンダ―に入れて攪拌します。ビンに入れて出来上がり。 材料;カイエンペッパーひとつまみ、ターメリック1/2ts、塩1/2ts、蜂蜜又はメープルシロップ1TBS。ホワイトワイン又は水80g。絵からわかるように出来上がりは少し粘度があります。水又はヴィネガーで酸味と固さ調整します。 できるだけ上のレシピ(タンドリー ムルガ)に近い画像をhttps://za.pinterest.com/pin/304626362267661235/ から引用しました。口頭だけでお伝えしていたのを(お菓子とは関連がないので)ここに書置きしておきます。
上はタンドールです。比較的小さなもので、大きなものはもっと深く、中に入れた炭が見えないほどの深さがあります。https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g43732-d6154497-Reviews-Tandoori_Oven-Columbus_Mississippi.html から引用しました。
それから、以前から気になってのですが詳しくお伝えしていなかったタンドリーチキンに使われている「赤色色素」について述べておこうと思います。
タンドリーチキンに使われている「赤色色素」はいずれも通常使用量による反復投与毒性試験、発がん性試験、変異原性試験で毒性のないことが確認されてはいますが、日本以外の国では禁止されている物も多く、少なくとも食べて体にとって有益であるとは言えません。日本で使われている(許可されている)赤色色素には次の物があります。 石油から作る合成着色料(タール色素);赤色2号、3号、40号、102号、105号、106号。 植物を原料とした天然着色料;アカネ色素等 動物を原料とした天然色素;カイガラムシ由来のコチニール等 がありますが「天然色素」の名前に惑わされて害がないと思ったら大変です。一つ一つについて言及はしませんが、最近はインド人の友人もタンドリーチキンには色素を使わないことが多いです。どうしても「赤色」にこだわる、お年寄りのお客様にはパプリカの粉を使っているようです。許可された色素や添加物であっても年間「キログラム」の単位で摂取すれば何らかの障害が起きるのは当然でしょう。
ヨーグルトをたくさん使う、ラッシー、フローズンヨーグルト、ケバブのソースなどについては又の機会にしましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます