アンコウ雑炊 ( arroz de tamboril )
アンコウが魚屋さんに出てきました。
日本には次のようなアンコウの調理方法があります。
あんこう鍋
アンコウ、野菜、割り下を入れて煮立てる鍋。
どぶ汁
生肝を乾煎りしてからアンコウ、野菜を入れる鍋。鮟鱇は水分の多いので、野菜を入れるだけでスープが作れます。
友酢
あん肝、皮、身などを肝と酢味噌で作ったタレに付けて食べる。
刺身
骨の周りの肉など、新鮮な部分を刺身で食べる。
ブイヤベース
他の魚介と一緒にアンコウを加え、ローズマリーやサフランなどのハーブと煮込む
唐揚げ
皮や身を唐揚げにして食べる。レモンをかけて食べる。
今日は、近海ものですが手ごろな値段でアンコウが手に入りましたので、ポルトガルでよく調理されている方法で雑炊を作りました。アンコウは低脂肪でやわらかく、ミネラル、ビタミンA・D・Eが豊富で、しかもコラーゲンたっぷりの魚です。冬に食べると体がホカホカしてきます。
「アンコウ雑炊」はアンコウの旨味をお米が全て吸ってくれて、100%アンコウを楽しめる料理です。
材料(4人分)
オリーブオイル 40ml
玉ねぎ(スライス) 1個
ニンニク(みじん切り) 1片
水 1500ml
アンコウ 600g
ホワイトワイン 100ml
塩 7ml
米(洗っておく) 2カップ
イタリアンパセリ -
パプリカ(赤、粗切り) 1個
方法;
1. 鍋にオリーブオイル、玉ねぎ、ニンニクを入れて炒め、次いで水、アンコウを入れて 煮ます。
2. ボイルしたらアクを取り、ホワイトワイン、塩を入れます。
3. アンコウが煮えたら、米、イタリアンパセリ、赤ピーマンを入れて約15分間、米が煮えるまで加熱します。
4. 出来上がったら、パルミジャーノリジャーノ、みじん切りにしたパセリを振って出来上がりです。Bom apetite!!
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