これが今育てているフレンチタラゴンです。もう少し早くお目にかけたかったのですが、葉に病気が入ったり、植え替えたりで今に至ってしまいました。春の初めに出てくる葉に「先端が3つに分かれた分厚い葉」がみられるようですが、・・・なにせ昨年の夏の終わりに手に入れたフレンチタラゴンですから確言は出来ませんが、・・・丁度、レモンバームの葉と同じように、冬の終わりから春先に出てくる葉は厚く武装した状態で世の中に出てくるのではと、今のところそのように思っています。今は夏の葉が盛んにでているところで、ご覧の通りナヨナヨした葉で覆われています。
フランスの外交官で美食家のタレーランのもとで料理人として働いていたカレームは、1814年に始まったウィーン会議での夕食会で出した料理で評判をさらい、彼の名は一躍有名になりました。ウィーン会議が終わったときヨーロッパの地図と上流階級の料理は刷新される事になります。時代の流れに乗り、金と時間が際限なく与えられれば料理人はその才能をのびのびと伸ばすことが出来るという良い例です。このウィーン会議以降、何人の料理人が大きく羽ばたいたことか枚挙にいとまがありません。
つづく
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