愛で病は治せるか・・・・?
信じてもらえないだろうが・・・・全て本当の出来事です。
大腸癌の彼女は、早速、翌日からやって来た。
食事療法とは、マクロビとか言うらしく、それに関した本とビデオを私に差出、勉強をする様にと言い、圧力鍋も幾つか持って来た。「明日から宜しく・・・」そう言ってその日は帰った。
翌日から、早速、マクロビの料理が始まった。彼女は、正午12:00~1:00頃にはやって来た。私は、朝、7;00頃から自分の仕事を始め、彼女がやって来る頃までに休み無しに働いて、やっと自分の最低限の仕事を終えていた。気が付けば、朝食も昼ごはんも食べていないままの日が多かった。それに、彼女が来るまでに、私は、食事作りの材料の買出しにも行かなくては成らなかった。もう、それだけでくたびれた。
砂糖、肉、魚、卵、調味料など一切使わないご飯は、玄米ご飯だ。それを2時間~4時間掛けて食す。良く噛んで食べないといけないらしい。
彼女が来てから直ぐに作り始め、3時のおやつから始まり、夕飯には8品目以上作り食し、翌朝の食事も作って持って帰る。ご主人の分まで気が付けば、私は作らされる事と成っていた。
彼女が帰宅するのは夜8時頃である。3時頃から食べ始め、出来上がったお料理を次から次えと彼女は食べた。一口をあんなに時間を掛けて食べるのだから、結局は、3時頃のおやつから始まって、7時過ぎても食べている。
毎日毎日、一日も休む事無く2ヶ月あまり、彼女はやって来た。「出来る事はする。」そうは言ったものの、ここまで食事療法に拘り、こんなに大変だとは予想を遥かに越えていた。我が家にはエアコンが無い。暑い台所で、火を使い長時間居る事自体、相当に疲れた。
彼女が帰った後は、もう疲切って気が付けば、自分の仕事も全く出来ない毎日だった。最初に、自分が大変な事に成る・・と予想した事は、現実と成ってしまった。全く収入は入らず、予定していた収入は0である。ただでさえ大変だと言うのに・・・。
私は、天にお願いをしていた。彼女が来始めた頃の事「私は、きっと予定の収入が入らなくなります。その金額は、〇〇円です。彼女の面倒を見ると、その収入は恐らく無となるでしょう。どうかその金額を私にご用意下さい。お願いします。」と、具体的な金額を提示していた。
彼女の事は好きだけど、とても我が侭だったと思う事が多々有った。上げ膳据え膳で楽しく食事をしていたけれども、急に怒り出し私を罵倒した事も有った。病気だから仕方が無いと思い我慢をしたけれど、辛くって悲しくて彼女が帰った後、その度に私は泣いた。
私は彼女の事を、神仏にお願いを何時もしていたののだけれど、ある日の事、天より「今回は、お前に免じて救おう。」そう返事を頂いた。
「お前に免じて・・・?。」私は、彼女の事がとても好きでしたので、「免じて・・・。」その意味がこの時は、まだ理解が出来なかった。その理由は、後々、分かる事と成った。
彼女は、私の所に通いながらその間、病院にも検査の為、何回か通っていた。相変わらず、彼女の大腸癌の様子は、私には見えていた。ある日の事、
天の声で、その癌が「黒いかさぶたとなり剥がれ落ち治る・・・。」と言われ、その光景が飛び込んで来た。
翌日、彼女が来た際に、「今朝、トイレで黒い丸いかさぶたの様な物が便と一緒に出たのだけれど、一瞬にしてそれが消えてしまった。」と、手でその大きさを示し不思議がった。それは昨日私が、天より示され見たもので、事実と成った事だった。私は、「彼女の大腸癌は治った。」と、確信をした。
その数日後、彼女は病院の最終検査で、「癌が消えてしまった。」と医師から言われ、医師は、かなり不思議がったそうだ。
その翌日は、秋祭りだった。そして、彼女が食事をしている最中、携帯に電話が入った。株が値上がりし利益と成ったとの証券マンからの知らせだった。その金額は、正しく、私が天にお願いしていた金額そのものだった。私は、細かく半端な金額まで提示していた為、それが天より私に贈られたものだと確信した。
彼女は、「ご褒美だ・・・ご褒美だ、、。」と有頂天に成って喜んだ。
癌、消滅のお祝いとお礼を兼ねて、近くの八幡様へ二人は出かけた。
今日は、本当にめでたい・・お祭りだ。
つづく
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