南紀熊野パークは、3種類の大地からなっていると紹介されている
南紀熊野ジオパークのHPによると
付加体(7000~20000万年前の深い海の時代)
前弧海盆堆積体(1800~2000万年前の浅い海の時代)
火成岩体(マグマが冷え固まった岩石)
紀伊半島はこの3つの地質体からなり、
プレートが沈み込んだり、隆起したりして、
独特な景観を見ることのできる地域であり、
紀伊山地霊場と参詣道として世界遺産とともに
観光客も多く訪れる地である。
私も2009年と2016年に熊野古道を歩いている。
今回参加したのは2009年に来た時の忘れ物、
階段の下まで来ていて、戻ってしまった新宮の神倉山に参拝したかった
11月26日夜発って28日に戻りました
多分紀伊半島の海岸線を1周したのでは・・・
鬼が城はパスして獅子岩
キノクニシオギク
ハマアザミ
日本最古の神社といわれる花窟(ハナノイワヤ)神社
日本書紀に記されている
上を見上げると何か下がっている
日本一と言われる170mの大綱を高さ45mの岩窟から松のご神木に渡す
年2回の例大祭に舞いを奉納し、この綱も新しくするようだ
新宮市にある神倉山へ移動
速玉大社の摂社
御灯祭りという神事が2月6日行われるようだ
松明を掲げて、急坂(源頼朝が寄進した鎌倉式の階段)を、駆け上がる
お社まで500段強、自然石で気が抜けない
途中収穫がありました
雰囲気の良い参道です
アサマリンドウ
びっくりするぐらいの群落でした
キナンカンアオイ
?スミレ
ご神体のごとびき岩
ゴトビキとはヒキガエルの意味で、マグマからできた火成岩です
眼下に市街
慎重に下りることができました
那智勝浦へ移動
補陀洛山寺(ふだらくさんじ)へ立ち寄る
補陀落渡海船の出発地のお寺
無知ですが、補陀洛の言葉初めて知りました
補陀洛とはサンクリット語で観音浄土のことで、
上人たちが、海のかなたに理想郷があるというので
南方浄土を目指して、30日ほどの食料を積んで
風任せに(帆)航海に出るという
28回の記録があるようです。
管理人の僧侶(?)が話好きで、特別に秘仏の千手観音も
開帳してくださいました。
大地で昼食後、古座川町のジオへ
古座川弧状岩脈の属する奇岩がみられる
1500万年前のマグマ活動の名残り
虫食い岩
牡丹岩 上のくぼみの中に牡丹の花のように見える
タフォニという岩の風化によって作られる
瀧の拝太郎という道の駅の河原に、大小の削られた岩穴がみられる
水が渦巻き状に流れ、石や砂がくるくる回り、侵食していく
ポットホール(甌穴)
滝の名がついているので、滝のように落差のある流れがみられる
イズセンリョウ
駐車場に虫の息のウスタビラガ
今日最後のジオスポット
一枚岩
冷え固まったマグマの塊が、隆起によって
地表に現れ、川によって浸食されて一枚の岸壁のなった
ここから20キロも続いているという
串本の宿に到着
明日は天気が悪そうだけど、どんな風景が見られるか楽しみ
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