ありのままで…

毎日の暮らしの中から小さな楽しみを見つけて・・・

干し柿

2010-01-13 | 思うこと
                     昨秋作った干し柿を好きな若狭塗りの盆にのせて

雪国に住んで
一年の内11月後半から4月ごろまで雪に閉ざされる
夏に採れた野菜や山の恵み、川魚などを上手く保存して冬に備える先人の知恵があった。
そしてどんな田舎でも取り合えず生活に困らないだけのものを売る店があった。
車社会になってから、大型スーパーに人々は流れ、田舎の小さな店は姿を消してしまったのである。
人も便利な町や都会に出て行き、それに追い討ちをかけるように利用者が少ないという事で定期バスも廃止になり田舎は益々疲弊する一方である。

最近テレビで見たビッグダデイ
雪深い地を捨てて南国に移り住んだ。
極端だが南国は衣類にはお金がかからず、住まいも雨梅雨がしのげればいい、高みを望まなければ、十分やっていける。

都会でOLをしていた頃、寒冷地に転勤する人には寒冷地手当てがついていた。
車も寒冷地仕様で発注していた。
寒冷地では余分な経費がかかる。
地域によって差があってはならないと思う。
国はこんな事にも眼を向けて考えて欲しい つくづく思わされる時である。