日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

大笑いで思い出し。

2016-06-05 19:49:44 | 発達応援
 早朝の仕事で違う時間帯の違う部署で働いてる方が出ている、
瓢箪祭りというものを観に行きました。

 和太鼓演奏ではじまり、続いては「憧れのハワイ航路」。
ちょっと年齢層が上な感じの催し物です。
(でも、歌えるけどね

 職場の人は創作日本舞踊で4つの演目をこなしていました。
よく、覚えられるものだ!と感心し、仕事が終わっての練習は楽しくも大変だったことと思います。

 また、三遊亭歌之介さんの鹿児島弁の落語?漫談?も大笑いでした。

 「子どもが、おとーさん、ぎおんごっち何?ってきいたから、
近ごろは、いたとらんどねーといって、
言葉のおわりに『~~どすえ』『~~どすぅ~』っち、つくっとよ、教えたら、
子どもん先生にがられた!」

 というのが、個人的にはちょっと好きでした。

おもしろ楽しいい半日でした。

 三遊亭歌之介さんの落語を聞きながら、
私が初めて支援員をしたときの子どももことを思い出しました。

 その子は、支援クラスの子でした。
気が利くし、コミュニケーション力も高い子でしたが
勉強は苦手で、一桁同士の足し算も間違いがちだったし、
漢字も小2のものが途中で怪しくなるほどでした。

 その子が三遊亭歌之介さんの落語を聞きにいき、大笑いして、
「おれも将来落語家になりたい!歌之介師匠の弟子になりたい!」と言ったほどでした。

 そこで、学期末の授業参観でその子は創作落語をすることになりました。
担任の先生と一緒に台本を作り、一生懸命覚えていました。

 勉強については覚えられないことが多いので心配しましたが、
やはり、「歌之介師匠のようになりたい!」との思いから、新作創作落語を口伝の形で覚えました。

 そして、大受けしたい!という思いが何よりの励みだったようでした。

 本番の日。
保護者、空き時間だと来てくださった先生方、クラスの子の前で、
その子は落語をしっかり覚えて、間違っても堂々とつないで…と、臨機応変にこなしていました。

 というか、臨機応変が得意で練習中も忘れた落語を臨機応変につなぎすぎて、
オチがなんだかわからなくなるくらいだったのですが。

 人と話すことが何より好きだった子らしい、思い出です。

 好きなことを見つけると、やっぱり、人生は豊かですね。



 
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