日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

分離量と連続量。

2015-06-07 17:42:47 | 発達応援
 この土日は、本を読みました。

 近頃、老眼もあり字が見づらく、
「以前のようなペースでは本が読めなくなったなぁ。」と嘆いていたのですが、
違いました。

 おもしろい本は集中するから、目で読んでいることも感じず、たんたか読めます。
読まなくてはいけない本は、仕事上、役に立ってもつまらないので、
眠くなったり、「ああ、老眼が…」と目を意識してしまいます。

 そうか、学生時代、読むのが早かったのは、
自分が読みたい本だけ読んでたからだわな、と気がついた昨日でした。

 今日は遠山啓さんの算数の本を読んでいました。
何度も読んでいるのですが、元々、算数ができないので何回読んでも新鮮です

 以前にも書いた気がしますが、
数には「分離量」と「連続量」というものがあります。

 分離量は、1個、2個、3個…とか、1匹、2匹、3匹…などと、
数えて得られる量のことで、半端のない整数で表されます。
そして、数の次に助数詞戸言われる「本」「こ」「さつ」などがつきます。

 連続量は、1.58mとか16,2kgなど、
測って得られる量のことで、半端な少数や分数になることもあります。
こちらも、数字の後には測定の単位がつけられます。

 子どもは、まず、分離量から数を捉えていくそうで、
知らず知らず、お菓子などの多いほうへ目を向けたりするそうです。

 私が子どもの頃、梅ちぎりを祖母がしていて、
梅がどれくらいとれたかを、kgではなく斗(と)や石(こく)などを使っていて、
「斗って、何キロ?」と聞き、
更に、「1kgって何個?」と聞いたりしていたので、
この辺のことが、ごたごた頭の中でしていたのでしょうね。

 読みながら、たぶん、
助数詞と単位、どちらも数字の後につくもの、
というくらいの認識の子どもさんって、結構いるんじゃないかしら…、と思いました。

 算数って、今、こうして読み物として接すると、おもしろいですね。

 「数が苦」と書いていた、中高生時代。
今なら、普通に「数学」になってたかもなぁ~。


 
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2 コメント

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Unknown (げんママ)
2015-06-08 21:20:04
げんちゃんは、計算や単位、時計などからっきしだめなくせに、算数の歴史みたいな、トレビアな読み物は大好きです。変な子どもだな、って思うのだけど・・なんか、それって、別に変なことではないんだよね~。計算と、文章では、ぜんぜん違うんでしょうね。
 言葉にしてあげれば、入っていくのなら、計算もストーリーにしたら、ということで、計算式に、物語をつける、というのをやってます。
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げんママさん (まゆたん)
2015-06-08 22:33:16
こんばんは。

私もげんちゃんと一緒です。
ガロアという数学者が決闘したとか、名前がおもしろいなぁ~とポアンカレ~とか、岡潔という数学者が変わっていて…というような話しは覚えているのです(笑)文字というか、言葉の部分は記憶しているんですね。だから、言葉の力があがってくると算数の問題の意味が分かるようになって、式はともかく、言葉を駆使して問題が解ける感じでした。でも、高校の数学は、言葉を何度読んでも自分のわかることに置き換えができなくて、赤点ギリギリ低空飛行でしたわ。

げんママさんの計算式に物語をつけるって、興味津々。また、ブログでアップしてくださ~い。
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