Antique White

充電完了

充電と言うか毒だしと言うか・・・・。
クォンサンウ主演「BAD LOVE」全20話観賞終了しました。
鏡を見たら、またしても昔の懐かしい顔がありました。
35歳くらいまで私はくっきり一重でした。
なぜか、右目だけくっきり二重になり、最近は左目も時々二重です。
DVD鑑賞中、ず~っと涙垂れ流し状態(笑)でしたので
瞼がはれて昔の顔の一重になっているんです。
目が一重だの二重だのとそんなに変わらないと思うでしょう?
いやぁ~。
なんだか全く違うみたいです。
明日の朝にはちゃんと二重に戻っているといいな。
私の身体にこんなに水分があったの?
というくらい涙が垂れ流しになったわけですが、
これって、案外感情的にはすっきりするもんで
心のデトックス。

このドラマ、タイトルがいけませんわ。
内容と全然違うような気がする。
作り手の意気込みでこんなタイトルになっちゃった?感が。
だって、結局みんな想いを昇華した人になってしまったしね。
クォンサンウのくったくのないはにかんだ笑顔にもうやられっぱなしのわたひ・・・。
で、思いっきり泣くから私だって泣いちゃうんだ。笑
「天国の階段」「哀しき恋歌」をやっていた曜日・時間帯でテレビ放映していたら日本のファンはもっと増えただろうに・・・。
確か違う局で朝だったはず。
主婦しか観ることできないじゃないですか。
DVDでまとめて観るのは、疲れたです。
1週間1時間の楽しみで数ヶ月その世界に浸るというのがいいなぁ~。
いやぁ~。でも久々にクォンサンウに恋した時間でした。

20話を観終わって、入浴して身支度していざ。
教室まで自転車で。
頭の中は、ドラマのことばかり・・・。
クォンサンウの顔が浮かんでくるです。
ぼぉ~っと鼻歌を唄いながら自転車をこいでいました。
あの茶色の猫がいたホームセンターまで500メートルくらいの所で、
なぜか対向車線の車がハンドルをきって、こちらの車線にはみだしてくる。
対向車線をみると、白いものがあった。
あ~、猫かなんかじゃないといいな。
あ~~~~。
猫のようです。
何台もの車に轢かれてしまうのはかわいそう・・。
自転車を止めて、向かってくる車に手を上げて止めて、
猫の所へ行きました。
つぶれてなかったので、すぐさま両手で猫をつかんで歩道に置きました。
うちのロンくんにそっくりな猫でした。
猫はまだやわらかく、あたたかく。
自転車に戻ってくる時、猫が轢かれてしまった場所に
雀が一羽いました。
きっと、雀を捕ってくわえて道路を横断中に轢かれてしまったのでしょう。
私には、猫を歩道へよけることしかできません。
どなたか、この猫ちゃんを片付けてくださるでしょうか?
飼い猫でしたら、飼い主が探すでしょうから
例え誰かに片付けられたとしても口伝えで猫ちゃんのことがいつか伝わるでしょう。
うちのハリーちゃんのときのように。
だから、そのまま歩道に置いてきました。

クォンサンウのドラマの世界に浸っていた私の頭は
このことによって、現実にひき戻されました。
うちのちゃたろうくんが外に遊びに行ってもちゃんと帰ってきてくれることはすごいことなんだわ。
ミントもハリーも帰ってこれなかった。
危機管理能力ということが脳裏にうかんだ。
そして、昔昔のことも思いだしてしまった。
そうだ。
道路に飛び出してきた猫をよけようとして乗っていたバイクが転倒して逝った人がいた。
中学の時の同級生だった。
同じバスケット部だったので葬儀に参列したのだけれど、
逝ってしまった彼の遺影をだいた彼女の姿を思い出してしまった。
まだ20歳にもなっていなかった頃だ。
その後、彼女は幸せになっただろうか?
あれから、30年の月日がたったわけだ。
人間は色んなことを乗り越えて年を取っていくんだと暗い夜道を自転車をこぎながらあれこれ考えた。

教室に近づくとまつりばやしが聞こえてきた。
あのねこのぬくもりを覚えている手のひらがうずく。
「まつりばやし」が、寂しく響く私の心にもう一つその理由が増えてしまった。
教室に着くと、大ちゃんが待ってましたとばかりに大歓迎。
そして、猫トイレの掃除と部屋の掃除。
こういう現実があるのであった。
そう。
感傷に浸っているばかりの私ではないのである。
現実の風だって頭に振り下ろされる「ハンマー」だって
エイヤッ!って振り払うんだ。


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