ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

画像少ないですが調査の報告

2019-03-07 07:58:34 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 雑木林の足元、ヤブランさんの青葉撮る。 見上げれば、ちょっとしたイヌシデさんの群落あり、ほっと一息。 一昨日は、城郭研究家の皆様をご案内し、飯田城址周辺を現地調査いたしました。 とはいえ、いつものことで、ここまでは来る間にも、アズマネザサさんの藪漕ぎの連続。 たとえば、こんな感じですなのが、中にはノイバラさん混入の難所あり。 さらにまた、ネザサの極太の茎が密生するという、いわゆるドヤ . . . 本文を読む

iPad手に花の都の御神域へ④

2019-01-19 07:51:03 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
  花の都でiPadシリーズも、大詰め。 再び、コースは梅林坂へ。 寒梅さん香る、有り難い皇居の北東。 地下鉄竹橋駅前より平川門を入ると、じきにこの坂に掛かりますが。 こんな感じで、皇居は案内板が懇切丁寧。 頷きながら、謂れを学びつつ、坂を上れます。 それにしても、やはり重厚。 城址を歩くこと多いブログ主ですが、やはり別格。 普段はお城に無関心な人でさえ、この大仕事の破格さには圧 . . . 本文を読む

飯田城址初の子供会のお勉強

2018-08-20 07:09:09 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 今朝は、国土地理院さんの空中写真閲覧サービスを拝見。 昭和36年、8月10日の里の上空画像を拝見しておりましたが。 右下には、三瓶神社の森もくっきりと見えました。 拡大すると、こんな感じですね。 ありがたや、ありがたや。 さらに、画像の左上ですが。 指さしている上のあたりが、飯田城址の中心部です。 城址研究には、空中写真の検索も有効と伺いました。 もっと古い米軍撮影のものも、ど . . . 本文を読む

オカレンジャーさんご案内の結

2018-04-18 07:47:08 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 飯田城址の調査の午後は、谷津田を挟んで東の尾根に取りつきましたが。 ここにも、実は、謎の段差が続々と折り重なっているのです。 以前の記事で一度、泥田堀をまたいだ対面にある出城として、画像をアップしておりますが(→こちら)。 拙ブログリンクの余湖さん解説にも、出城の記述がございます(→こちら)。  さて、森の中へと歩を進めますが。 その奥もまた、幾重にも土塁らしきものは重なり。 余湖さ . . . 本文を読む

オカレンジャーさんご案内の続

2018-04-15 07:56:02 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 では、いつものコースに戻り、城内中心部に向かいつつ。 東側のくぼ地に面しております、二段構えのテラス状の郭の上から。 切岸状の急斜面をご案内したところ、防御の意図が確認できるとのご解説。 当時の長槍のサイズに合わせ、敵との距離を保ち迎撃するという、防御には最適の切岸スケールと納得。 一段降りるとテラスになり、ここを目標に這い上がる敵兵を待ち受けて、一気に仕留める。 誘導と防御という、 . . . 本文を読む

オカレンジャーさんご案内です

2018-04-14 07:18:08 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 チゴユリさんの時節。 山笑う飯田城址でございますが。 野の花さんを愛でつつ、古道を分け入りました。 こんな感じで、オカレンジャーさんが。 西峰最初の堀切を踏査。 そこは、菅井信市議さんの後方の盛り上がり部分ですが。 藪の中に、二重の土塁有り。 峰を完全に遮断しておりますので、やはり堀切であることは確実とのお墨付き。 さらに、その内側の城内に至る部分に、平坦なスペース有り。 . . . 本文を読む

オカレンジャーさんご案内の序

2018-04-13 07:07:24 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 カスミザクラさん、麗し。 こちらは、里の高天原こと、篤農家さんの牧草地跡。 現在は陶芸家さんのお庭の続きですが、春は特に良いですね。 実は昨日、このルートから、飯田城址をご案内したのです。 なんと、ゲストはこちらのお方。 常総戦隊ヤブレンジャーこと、茨城城郭研究会のオカレンジャーさんでございますが。 オカレンジャーさんにおかれましては、笠間城址・飯田城址のオリジナル図面と、茨城の城郭 . . . 本文を読む

茨城城郭研究会さんをご案内

2018-02-25 07:05:58 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 飯田城址を、ご案内しました。 画像は、はるばる長野から来訪の、ブログ主旧友。 茨城城郭研究会さんのTレンジャーさんご案内に、ちょうどタイミングが合ったため、同行願いました。 背広は脱いでもらって、ご覧の通り、拙宅あり合わせのヤッケとヘルメットにゴム長のなりにて現場へ。 それでも来た甲斐はあったようで、終始コーフン気味。 さらにまた、笠間市としても、ここは是非保存公開すべきとの見解も強 . . . 本文を読む

雪ニモマケズ小幡城探訪の完

2018-02-15 07:13:22 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 小幡城址の続き、長い堀底もこれにて詰まり、主郭に続く土橋の前。 振り返れば、長い道中の堀底でした。 このあたりは、土塁の比高が少ない感じですが、堀底の凹凸が防御に有効な感じ。 右奥を見れば、左に主郭の虎口、右手に帯曲輪が。 いよいよ、背後の土橋の側面、仮設の階段から取り付きましょう。 土橋に登ればこんな感じで、両側が切り立っております。 にもかかわらず、四百年余も風雪に持ちこた . . . 本文を読む

雪ニモマケズ小幡城探訪の③

2018-02-08 07:25:05 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 昨日の続きですが、まずは、城内の解説版に感謝しつつ。 (※上図の黒マジックの矢印は、ただ今画像に加筆した昨日の撮影順路、〇印が後年の掘削切通しです) 昨日のラスト画像、杉の大木さんを通りスギたところから。 雪中辿った堀底道を、心静かに振り返りましたが。 再び前を向けば、こんな感じで。 にわかに、堀底にも起伏が施されたエリアに突入します。 城に攻め込んだ往時のもののふさん達には、このあ . . . 本文を読む