ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

古材を生かす未来を志向して

2015-02-18 07:31:59 | 石の仕事誌
 昨日は、予報どおりに降りだしました。



そのタイミングで、現場を洗い清めつつ。



石の施工を、振り返っております。
稲田石の加工用の原石を主体にと、事前には考えておりましたが。
ご縁のある古材のリユースも出来、お陰様で、味が出ました。



こんなふうに、ノミ跡もあり。
お名前も存じ上げない、いにしえの石工さんに、感謝しております。



主庭へは、飛び石でつないでおりますが。
出来立てのほやほやのお庭といえども、やはり。
古い素材さんには、空気をつくるお力がございます。



振り返ると、こんな感じですが。
旅の途上でも一安心して頂けるように、大判の板石も入れながら。
小さな峠を越えるようにゆるい傾斜をつけて、眺めの変化も楽しんで頂く折々に。



山道の岩の泉のほとりなどでは。
万古の苔さんが、ささやかに微笑むことでしょう。



お陰様で、なんとか。
ビオトープ用の、天水集水のための石組み施工も完了です。



完成に向かって、着実に近づいておりますが。
肝心の大判メダカ鉢さんの設置は、少し先になります。
枯れ池周辺の整備も、少し先ですので、それまでは、余白をお楽しみ頂ければ。



やれ空間だ、時間だとか、いろいろと説明されますが。
やはり、お庭の本質というものを申し上げれば。
間、という一言に尽きるかもしれません。



ふと、人間という言葉を思い出しつつ、自然さんへの感謝もこめて。
過不足無きよう、原初の石は入念にしつらえますが。
その後は天地人さんの、大いなる愛にゆだねてまいります。
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