ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

稲田の石切山脈を歩きながら

2015-01-16 07:03:52 | 石の仕事誌
 ヤシャブシさんが、自生しております。



こちらは、笠間市稲田の石切山脈さんでございますが。
採掘跡地の痩せた土壌が、ヤシャブシさんは大好きです。



ススキさんや、アカマツさんなども。
荒地に強い植物さんは、常に緑を復旧しております。



そんなただ中で、工事用の稲田石さんを拝見しております。



かつて量産された規格のものですが、現在では貴重なお品です。



手彫りの矢穴の跡もあり。
腕の立つ、山石工さんの仕事の跡ですが。
さすがに山の賑わいは細りましたが、なんとか細くも長く、持続できればと。



しばしば置き場を拝見しながら、お庭での活用を心がけております。
国産の石は、日本列島の石ですから、高温多湿の風土に合います。
特に屋外におきましては、風雪に耐えつつ、年々味わいが増す優良素材。



ここには、さまざまな石がございます。
さまざまな石のさまざまな鉱物は、すべて地球さんの履歴書の一部なのです。



超太古の溶岩さんが、いろいろに転化して、ただ今目の前にございます。



人間さんの働きで、岩の一部が石として取り分けられました。
元は地球さんの一部でしたので、地球さんの心が、常に宿っております。
感謝の心で活用することが、人間さんの幸せに繋がります。



尊く有り難い石の皆様と、お庭の心を合わせつつ。
喜んでいただけますよう、歩き続けます。
※このほど開館した「石の百年間」→こちらです。
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