ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

ようこそ夢の行灯の赤レンガへ

2011-11-07 06:26:38 | 里の歳時記
 今日は、ほのぼのイベントのご案内をさせて頂きます。
今週の土日、行灯(あかり)の赤レンガと銀杏(いちょう)まつりが開かれます。
会場は、常陸太田市町屋地区の国の登録有形文化財・旧町屋変電所周辺です。

今年で8回目、主催は地元の有志の方々による、河内の文化遺産を守る会さんです。
公式ウェブサイトに詳しいご案内がございます。
先日、準備の様子を拝見しましたので、青葉手製のご案内をさせて頂きます。

写真の通り、会場周辺の環境も素晴らしいものです。
青葉や六代目庭師さんにとりましては、レトロな赤レンガを囲むこの山水にも、心わくわくです。
里川の音楽が、すべての風景を生かしているのです。

瀬の音は、夏も晩秋も、その時々の最良のBGM。
彼方には、知られざる名園ものぞいております。



赤レンガの傍らでは、大きなイチョウさんも色づき始めています。
震災のため、今年に限り、コンサートは野外開催となりました。
奥に見える広場で、皆さん準備に大忙しです。



竹製の行灯の段取りも進んでいます。
岩手県大槌町の被災者の方々にも、行灯の絵付けをして頂き、交流が深まっています。



赤レンガが田園と里川によく似合います。
赤レンガとイチョウもよく似合いますね。



赤レンガには落書きも一杯、文化財となる以前のことでしょう。
ふと見ると、「東京大学合格・・・」実名らしき落書きもあり。
イチョウの校章か、赤門への連想か、赤レンガが天神様になっていたようです。



このトイレの赤レンガにも感嘆しました。
このトイレを知るだけでも、町屋・常陸太田・茨城の印象が変わりますね。
良い仕事というものは。いつもまでも良いものですね。

町屋の皆さんは、会報誌も発行されています。
最新号の末尾には、青葉の記念碑修復の仕事も紹介されておりまして、お恥ずかしい限りです。
この町屋には、たくさんの宝が今なお伝えられています。

トップの写真の風景に見える学校は河内小学校さんです。
地元の有志さんも、故郷を離れて先駆的な仕事をされた方々も、ともに学んだ母校。
長い歴史がありますが、統合のため、今年度で閉校になると聞き、感無量です。

今年の行灯文字は「夢」。
小学校は閉校になっても、この地域の皆さんの灯す光の絆は広がっていくでしょう。
地域の絆こそが日本を再生する原動力、六代目庭師・酒井一臣さんも青葉も、楽しく学んで参ります。
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