さて、いよいよ東照宮さんの奥へと参りましたが。
カメラを構えつつ進みますが。
やはり仕事柄、足元へ目が行きがち。
だから言わんこっちゃないとは、言わざるさんでしたが。
真新しい御姿拝見は、長く生かされているブログ主でも初の機会と感謝しつつ。
一行は、さらに奥へと向かいましたが、このあたりは足元が不如意で。
再びアングルを下げて撮りましたが、この玉石は戦時対策とのこと。
天下泰平の東照宮さんも、よもやの時には最後の砦となるべく。
それに備えての玉石敷きとは、ガイドさんの解説で初めて知りました。
では、不勉強を反省しつつ、粛々と進みましょう。
仰ぎ見ますれば陽明門さんも、ご覧の通り。
まばゆいほどに、よみがえっておりました。
造るだけでなく、手入れをするすることの大切。
世の大乱を経ても、とことん持続するという日本の核心を思います。
江戸初期の名作を、その時代のままで平成の世に拝見できるという有り難さ。
その結果、創建を担われた当時の人々の心も、いきいきと伝わってまいります。
将軍家の権力と財力で云々と、一時は不当に貶められた論もあった東照宮さんですが。
そうではなく、携わった先人の皆さんは喜んで仕事に取り組んでいたという説も、近頃は見聞きします。
それはそうでしょう、戦が終わって平和になって、仕事に専念できる環境。
まずは道具を作る皆様にも気合いが入り、その気合いを手にした棟梁たちが燃えないはずはない。
最高の仕事をしようという心が、ちっぽけな我を越えて無心となって、初めて生まれる傑作。
そういう心境こそが、その人亡きあとも愛される作品には、必須の条件と感じます。
今も生きているような、陽明門の皆様のお姿から、しかと伝わりました。
そして。ついに一行は、眠り猫さんへ。
東照宮さんは、奥の奥まで天下泰平、平和の大切さで貫かれておりますが。
但し、平和が大切なのであって、平和ボケが大切なのではないということも、学ばせて頂きました。
つまり、牡丹の咲く頃に猫が眠れるのは、平和のお陰様なのですが。
その平和を保つためには常に準備が必要で、げに名作の猫さんも、眠りつつも確かにスタンバイ。
いつでも動ける脚構えで耳も立て、さらに右の耳を見れば、某半島方面へ向いていたような感もあり。
いやはや、恐れ入りました。
さすがに、上野の森に彫った龍の彫刻さんが夜には不忍池で泳いだという、甚五郎大師匠さんの傑作。
しかしながら、一人の名人技だけでは、この偉業は成りますまい。
やはり、皆さんの力のお陰様なのです。
磨きぬこうという意気あふれる多くの皆様、さらにそれを一つにするだけの大いなる道筋。
何か、日本国の田んぼの心に通じるような、無窮の人の輪を感得いたしました。
いずれにしても、三猿さんと眠り猫さんと陽明門さんの同時リニューアルは、世にもまれなるタイミング。
そのような天の時に地域一丸となって、強烈な先人さんのメッセージを頂いた幸運に感謝しつつ。
照るという字のご縁に寄せて、一隅照らすべく働かせて頂きます。
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カメラを構えつつ進みますが。
やはり仕事柄、足元へ目が行きがち。
だから言わんこっちゃないとは、言わざるさんでしたが。
真新しい御姿拝見は、長く生かされているブログ主でも初の機会と感謝しつつ。
一行は、さらに奥へと向かいましたが、このあたりは足元が不如意で。
再びアングルを下げて撮りましたが、この玉石は戦時対策とのこと。
天下泰平の東照宮さんも、よもやの時には最後の砦となるべく。
それに備えての玉石敷きとは、ガイドさんの解説で初めて知りました。
では、不勉強を反省しつつ、粛々と進みましょう。
仰ぎ見ますれば陽明門さんも、ご覧の通り。
まばゆいほどに、よみがえっておりました。
造るだけでなく、手入れをするすることの大切。
世の大乱を経ても、とことん持続するという日本の核心を思います。
江戸初期の名作を、その時代のままで平成の世に拝見できるという有り難さ。
その結果、創建を担われた当時の人々の心も、いきいきと伝わってまいります。
将軍家の権力と財力で云々と、一時は不当に貶められた論もあった東照宮さんですが。
そうではなく、携わった先人の皆さんは喜んで仕事に取り組んでいたという説も、近頃は見聞きします。
それはそうでしょう、戦が終わって平和になって、仕事に専念できる環境。
まずは道具を作る皆様にも気合いが入り、その気合いを手にした棟梁たちが燃えないはずはない。
最高の仕事をしようという心が、ちっぽけな我を越えて無心となって、初めて生まれる傑作。
そういう心境こそが、その人亡きあとも愛される作品には、必須の条件と感じます。
今も生きているような、陽明門の皆様のお姿から、しかと伝わりました。
そして。ついに一行は、眠り猫さんへ。
東照宮さんは、奥の奥まで天下泰平、平和の大切さで貫かれておりますが。
但し、平和が大切なのであって、平和ボケが大切なのではないということも、学ばせて頂きました。
つまり、牡丹の咲く頃に猫が眠れるのは、平和のお陰様なのですが。
その平和を保つためには常に準備が必要で、げに名作の猫さんも、眠りつつも確かにスタンバイ。
いつでも動ける脚構えで耳も立て、さらに右の耳を見れば、某半島方面へ向いていたような感もあり。
いやはや、恐れ入りました。
さすがに、上野の森に彫った龍の彫刻さんが夜には不忍池で泳いだという、甚五郎大師匠さんの傑作。
しかしながら、一人の名人技だけでは、この偉業は成りますまい。
やはり、皆さんの力のお陰様なのです。
磨きぬこうという意気あふれる多くの皆様、さらにそれを一つにするだけの大いなる道筋。
何か、日本国の田んぼの心に通じるような、無窮の人の輪を感得いたしました。
いずれにしても、三猿さんと眠り猫さんと陽明門さんの同時リニューアルは、世にもまれなるタイミング。
そのような天の時に地域一丸となって、強烈な先人さんのメッセージを頂いた幸運に感謝しつつ。
照るという字のご縁に寄せて、一隅照らすべく働かせて頂きます。
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