ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

伝統工法の底力を体感しました

2014-06-30 06:33:26 | 庭の仕事誌
 久しぶりに、縁の下を拝見しました。



こちらは、日本の伝統工法、いわゆる石場立ての新築現場です。
昨日の午後は、住宅完成の見学会に参加いたしました。



基礎も木組みも、物静かな面持ちでございますが。
地震国で鍛えられた、安心の工法です。



軒を深くとり、夏は暑さをしのぎ、冬は陽光を取り入れるという。
古来のお知恵を、今に生かしつつ。



米国製の薪ストーブもコラボした、平成の日本家屋。
床の断熱など、現代の知恵も生かされております。



現場は、県南の牛久市です。
昨日の午後は猛暑でしたが、部屋はまことに涼しい別世界。
ヤッホーと叫びたいほどに。



やはり、漆喰の白壁さんが、有り難い冷気を、確かに保存されているようです。



温度も湿度も、黙々と調節している、陰徳の人。
木も紙も、基本は陰徳ですね。
アメリカストーブさんも、実は、陰徳の日本に生かされているフシがございます。



日本といえば、床の間でしょう。
そして、手わざの工芸もまた。
お施主さんご愛用の、丸亀団扇さんが、和室の風景でございます。



屋内の冷気が保たれてこそ、紙の団扇の風も涼しかったという。
紙風さんの、有り難い伝統が持続しており。



外回りは、これからですが。
陰徳の風景を、継承してまいります。
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