ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

大地を踏み締め御神輿は行く

2018-07-17 04:25:23 | 里の歳時記
 夏祭こと祇園祭の華は、やはり御神輿。



わが里の若衆、飯田長栄会のメンバー、元メンバーを中心に。



まずは、美味しいお米が実る、飯田川の先の田んぼさんへと向かいました。
御神輿というものは、もちろん担ぐことも大切ですが。
担ぎながら大地を踏みしめることも大切と、今夏は特に感じました。



と申しますのも以前、大相撲が開催されなかった春に起きた、東日本大震災。
お相撲さんの神事たる四股の大切、殊に横綱さんの大切が語られましたが。
今場所は全員休場で、豪雨による大地の危機感も、一段と募る日本国。



と、ここまで書いたところで、ただ今4時34分、早速大地さんが揺れましたが、皆様大丈夫でしょうか。
いずれにしても天地に感謝で、一歩づつ踏みしめることの大切が、なぜか自然に思い浮かんだ今回の祭。



御神輿というものの重さの意味も、そう思えばこその有り難さ。
一同は、一段と力強く、まさに、地から強くと踏みしめて。
下流の涸沼から大洗、さらに太平洋から喜望峰を越えて、遥かテムズに通じる大いなる水の旅路を寿ぐべく。


まずは、こんなふうに。
天保年間から続く、天王さまなる御神輿とともに。
猛暑の里の片隅を、足取り確かに前進いたしましたが。



 さて。
これより後半は、鎮守さん前で最高潮となります。
地元市議さんも駆けつけて参加されました。



こんな感じで、さらに進みましたが。
次回は太鼓メンバー同様、子孫繁栄の縁起物の豆絞りの鉢巻をすると、さらに。
と、ここまで書いたところでまたも大地さん揺れましたので、これからお祭の地域の皆様も、是非。



日本全国、御神輿担いで踏みしめ、美しいこの国土が少しでも安定されますように。
わが里では、外に出ている若手も、この日のために参集する動きが出てきた今年。
伝統の田んぼとともに持続する御神輿に、深く感謝でございます。
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