愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

卒論審査

2020年12月02日 | 卒論
商学部では12月1日から卒論の提出が始まりました。12月15日午後5時が現物の締め切りです。ゼミ生には最後まで粘って検討を重ねたうえで、締め切りに間に合うように提出してほしいと思います。

うちのゼミでは、昨年度まで、12月の締め切り日に提出してもらった後、私が不十分な点を指摘して、残りの授業期間中に修正して再提出してもらう機会を設けていました。しかし、今年度からはこの機会はありません。なぜならば、今年度から商学部では複数教員による卒論審査制度を実施するからです。

うちの学部で採用した複数教員審査制度では、すべての卒論に対して主査と1名以上の副査が割り当てられます。主査はゼミ担当の教員ですが、副査はテーマに関連した分野の専任教員が割り当てられます。卒論現物の提出とは別に、12月15日の締め切り後、学生は卒論のPDFデータとその要旨PDFデータを提出しなければなりません。そしてそれらのデータが主査と副査に回ることになっています。主査は卒論の現物とそれらデータを読んで審査、副査はそれらデータを読んで審査します。審査期間は定期試験の前まで(残りの授業期間)で、その際には、主査と副査による口頭諮問が実施される可能性があります。

副査が加わり、学部統一のスケジュールで審査することになったため、審査の公平性を保つ理由から、原則的に提出後の書き直しは認められません。したがって、うちのゼミ恒例の卒論書き直しは行いません。

複数教員による審査制度に伴い、審査を公平に行うため、ルーブリックが導入されました。ルーブリックというのはレポートや論文を評価するための基準や指標のことです。この基準に基づいて、主査や副査は卒論を評価します。そして、副査の評価は主査に提出され、主査はそれを参考に、自らの評価と合わせ最終的に成績登録することになっています。

ゼミ生たちは後10日程度で、修正点がないように卒論を完成させなくてはなりません。例年以上に緊張感をもって、この時期集中してほしいと思います。

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