人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

介護のために家族の未来を奪うとしたら

2018-10-18 19:54:32 | 80はミステリーゾーン
最後をどこで迎えるか。
これは、終末を迎える人が一番考
えることだ。

しかし、介護のために就職をあき
らめるのは、その子の将来を犠牲
になりはしないか。働き手にお金
が回らず、介護保険の財源を奪う。

かといって、サービスを受け取る
のを遠慮すると、働き手にお金が
回らない。

介護される人がつらいのは、自分
ために家族が犠牲になる事。

だから、橋中今日子さん(介護メ
ンタルケア協会代表)は、民間の
サービスを活用できなものか、と
意見を述べる。

上野千鶴子さん(社会学者)は、お
年寄りは「お家」が好きだが、
「家族と一緒にいたい」という意味
と同じではない。目をつぶっていて
もスイッチがどこにあるか分かるか
ら身体の延長のようなものなのだ。

「看取り立ち合いコンプレックス」
に家族は落ちいっているとしたら、
お別れと感謝は死を予期する時間は
十分にあるから。

樹木希林さんが生前におっしゃった
「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」は
できないから今も響いてくる。

朝日新聞の「耕論」(最後は好きに
させてよ)から