定年を数年後に控えた2年前
ブラックな環境にひたすら耐えて来た職場を
退職した。
真面目一徹、我慢の人でした。
何度か
「辞めてもいいんだよ
何とかなるよ」
って
辞めても良いって私は思ってるよ
辞めてもいい選択肢があるって事を
言った事がある。
それから数年後
旦那さんの口から
「おかぁさん(私)
会社、、辞めてもええか?」
やっと言えたね
「子供達も社会人になったし
あたしら二人が
何とか食べていけたらええが
会社のおとうさんの代わりは
探しゃおるけど
私らのおとうさんは
おとうさんしかおらんけんな
これから楽しまんといけんのに
会社に身を捧げて体壊して
定年してすぐ介護なんか嫌じゃけんな
これからは思い出いっぱい作らんと」
立つ鳥跡を濁さず で
旦那さんは真面目に筋を通して
綺麗に辞めて行った。
その真逆をした私は
会社に楯突いて、従業員全員を敵にする
覚悟をもって違う事は違う!って
生まれて初めて言葉と行動にして
戦った。
旦那さんにはいつも
もう止めとけ
クビにされるぞ
って言われたけど
クビも覚悟だったから
思いついた事は全部やる!
もう泣き寝入りは嫌だ!
みんな好きな事言ってるんだから
私だって好きな事言って構わんやろ
全部やり尽くしてクビになるなら
後悔もない
気持ちを残して辞めるのは嫌だ!
って、ひたすら自分の気持ちに正直に
突き進んで行った
全部わかった。
組織って物がどんな物か。
どういう人間が生き残っていけるのか
書類を改ざんした事実がここにあるのに
パワハラを認める事実はない
と揉み消す事ができる体質。
J〇という組織の腐っている所を
この目でハッキリと見た。
そんな私の事を
止めようとしていた旦那さん。
旦那さんが再就職した先の社長が
これまた社長の器ではなく
注文が大量に入ったらキャパオーバーして
ペーペーのうちの旦那さんに当たり散らす始末。
「今日は帰れると思うなよ!」
社長の自宅は会社の敷地内。
社員さんやうちの旦那さんは
渋滞の中 1時間もかけて
通勤してる。
社長の奥さんは事務をしてるけど
社長と従業員は出勤してる土曜日
奥様はお休み。
てんてこ舞いで仕事している職場の横を
キラキラのハイヒール履いて
会社の目の前のバス停でバスを待ってたり
犬の散歩したりして
社長は電話受けたり
配達もあれもこれもでキャパオーバー。
うちの旦那さんに当たり散らして
奥さんには頭があがらないのか
忙しいから事務所に居てくれ とは言わない
私は実際に見てるわけじゃないから
旦那さんから聞いた話をしてるんだけど
それにしたって何となくはわかる。
どういう神経してたら
忙しく働いている従業員の横を
犬を連れたり、キラキラのハイヒール履いて
お出かけしたりできるのか。
そんな扱いされても
旦那さんは我慢していた。
懇意にしている友人の職場が
求人募集していると連絡をくれた。
旦那さんはいつか辞めるつもりで
でも筋は通して
冷静に
社長に
ギャフン(今は言わないかこんな言葉)と
言わせる
って考えていたようだ。
採用内定を受けて
先日、社長に辞める意向を伝えた。
社長は慌てて
「土曜日は休んでいいから
そのまま社員になってくれんか。」
と頭を抱えて命乞いのように
引き止めようとしたらしい。
なぜ黙って我慢して
社長のイライラの吐口に耐えてきたか
辞めると言った途端その態度。
うちの旦那さんは
社長に気づいて欲しいと願いを込めて
遠回しに、冷静に
そして前職では人事も兼ねて仕事をしていたので
人が辞めると言う事はどう言うことか
重々承知の上で辞める決断をしたと伝え
社長に今までの事を言ったらしい。
従業員を大切にしない社長は
これまでも大喧嘩して辞めて行った従業員が
何人もいると社員さんから聞いていた。
旦那さんは
「以前の自分だったら我慢して続けていたと
思う。
だけど、なんか辞める決断をしたら
楽になった。
言いたい事も言ったし
言い返す正当な言葉を持ってないから
社長、頭抱えてた。
これで何か気づいてくれたらいいんだけど
俺は辞めるけどな。
多分、おかぁちゃん(私)の影響受けたん
だと思うわ。」
って笑ってた。
私は冷静になれなくて喧嘩吹っかけて
組織に粉砕の如く粉々にされて
立つ鳥跡をドロドロに濁してヘドロ状態で
辞めてったけど
旦那さんは大人だ。
円満に退職する形を選んだ。
私は誰にも知らせず本当に信頼できる
限られた人だけに辞める事を伝えて
他の誰に知られる事なく
消えた。
形は違えど
旦那さんも私も
耐えて我慢して自分を殺してやって来た
このまんまじゃ終われない
そう思ったんだろうなぁ
私たち夫婦は
一つ殻を破って
新しい自分と対面した。
人間誰しも悪魔は潜んでいる。
だけど、やっぱり
人を思う心
お互い様の心
助けてもらったら
助けてあげる
そんな気持ちはしっかり持っていたい。
持ってなきゃならない。
それが自分を守ってくれる。
泣かされても
人を泣かせる事なかれ。
その行いはきっといつか
自分に返ってくる。
旦那さんの勤めている社長のように
自分を振り返らないままでいると
いつまでも気持ちよく自分に尽くしてくれるような
従業員には恵まれないだろう。
私の勤めていたJ〇も、その体質で良しとするなら
行く末は見える。
農家さんあってのJ〇なのに
人を見ない、人の声を聞かない組織に
未来はないだろう。
それは国民の事を知ろうとしない
政治家もそうだし
どこかの国の氷の像のような偉い人もそうだし
どこかの国の針で刺したらパン!!って
割れそうな体型のお偉い人もそう。
どの国も幸せな未来は見えない。
こんな小さなブログの世界では
こんなにも人を思い
言葉を掛け
励まし
たった一つの「いいね」に
勇気をもらって、、、、
前に前に
笑えるように
生きていけるように
顔も名前も住まいも知らない人たちが
文字だけで支え合ってる。
理想と現実は交わらないのかもしれない。
でも近づく事は出来ると思う。
あ( ̄▽ ̄)
話が壮大になり過ぎました💦
そして熱が入り過ぎました💦
クールダウンしまーす