あの日、、、
私が仕事から帰った時
「お母さん大変な事になってる!」
と娘たちが言いました
テレビを見ると、、、
津波の映像でした
何が起きてるんだろうと思いました
東京に卒業旅行に行っていた娘は前日に帰っていました
娘の友達も東京ディズニーランドに卒業旅行している子がいたらしく
まだ楽しんでいる最中でした
この時、当たり前の日常が当たり前ではない
普段通り過ごせている事の有り難さを強く感じた時でもありました
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に
家族や家を失い私達には想像もつかない悲しみの中で立ち上がり街や心の復興に一歩一歩進んで来られた方々に
遠くの地でただ応援と祈ることしかできない自分を歯痒く思います
自分に起きたどん底とは比較にはなりませんが
生きたくても家族を思いながら亡くなっていかれた方々を思うと
私はそんなことで自ら命を断とうとした事を、、、言葉が見つかりません、、、
私はどんな意味を持ってこの世に生かされたのかまだわかりませんが
生かされた事を感謝して
当たり前のように思える日々が
当たり前ではない貴重な時間と心に留めて
与えられた命は何かの使命を持たされている
その使命は何かを追い求め
生きていれば喜びもあれば苦難もあり
そんな中で考え行動にし
感情を豊かに動かして行きます
泣いても構わない
泣いたっていいんだよ
怒っても構わない
怒ったっていいんだよ
悩んでも構わない
悩むの構わないじゃないか
その中から何かを見つけたり気付けたり
それが出来たら凄いこと
笑う事
笑ってる人が自然に集まってくる
そんな人達を一人でも多く作り
たくさんの人達からいろんな言葉をもらって
自分の道を拓いていく
例え間違った方向に向かっていたとしても
そんな笑顔の人達が正しい方向へ修正してくれる
人が亡くなるのは悲しい
だけど亡くなられた方々を心に
お仏壇に手を合わせ
会話をしてみる
耳に聞こえて何かを教えてくれる事はないけど
きっと脳裏に響いてくる言葉があると思って
生かされた私たちはその命の最期を迎えるまで
喜怒哀楽を表に出し
感情豊かに日々を暮らして行こう
「人間は死ぬまで生きる力を持っている」
「必死」→「必ず死ぬ」
そんな言葉を聞いたことがある
人間はいつか必ず死ぬ
だけど人間は死ぬまで生きる力を持っている
一度は泣きながら後悔が巡る中で死のうとしたけど
もうそんな事はしない
笑顔でその時を迎えたいと
私はそう思う