あまりSNSをやらないのでフェイクニュースに触れる機会はあまりないと思っているが、これはひどいフェイクでは、と思える事例があった。
なんとなくYouTubeを見ていた時のこと、「WCが解体確定か!?日本の脱退により巨額賠償で本部解体+加盟国が大量脱退する異常事態に【ゆっくり解説】」という動画が目についた。「2か月前」とのことだが「数週間前に同じ内容の動画アップロードされていた」とコメントで指摘さ . . . 本文を読む
消費税額を取引先に伝えるインボイス制度が10月から始まるのを前に、これまで免税だった小規模事業者などに戸惑いが広がっている(朝日新聞2023-9-5)。インボイスを発行しないと取引先が消費税額の控除ができないため、取引を打ち切られる可能性がある。かといってインボイスを発行するために課税事業者に転換すれば税負担が生じ、仮に税負担を押し付けられなくても、事務負担は確実に増える。
何のためにインボイスを . . . 本文を読む
福島原発で増え続ける処理水の海洋放出が始まった。中国は即日、日本産の海産物の全面輸入禁止を打ち出した。放出開始前から通関手続きの厳格化など嫌がらせは始まっており、放出を開始すればさらなる手を講じてくることは予想されていたが、全面禁輸は関係者にとっても想定外だったようだ。福島周辺のみならず、日本中の漁師や輸出業者に影響が及ぶ。日本にとって中国は海産物の輸出先の大事な市場だが、中国にとって日本は海産物 . . . 本文を読む
かつて中国漁船体当たり事件の際、中国は「環境保護のため」との名目で日本に対するレアアース輸出規制に乗り出したが、それはその後WTO協定違反だとされた。中国が国際ルールに従うかどうかはともかく、この判定が一定の歯止めにはなると思っていた。
ところが「中国はその後、安全保障を理由にすれば輸出規制が違反にならないことを学んでいる」(朝日新聞2023-8-9)と聞いて仰天した。資源を握っている中国が安全保 . . . 本文を読む
ウクライナとポーランドにも対立の歴史があるという。第二次大戦中、ナチスドイツが占領するウクライナ西部で、ウクライナ武装勢力がポーランド系住民を虐殺する事件があった。ウクライナにとってはポーランドの抑圧的な姿勢が背景にあったという。そんないきさつを考えると、ロシアに侵攻されたウクライナに対するポーランドの熱心な支援には胸を打たれる。
両国間には反目もあったが、1991年のウクライナ独立後に対話を重ね . . . 本文を読む