「JR三戸駅」の時代には、特急「はつかり」や寝台特急「はくつる」や「ゆうづる」が停車していました。懐かしい・・・
現在は青い森鉄道の『三戸駅』として引き継がれていますが、この駅、実は三戸町ではなく南部町にあるんですね。
東京ディズニーランドが千葉県、としまえんが練馬区にあるのと同じ感じでしょうか?
今回はそんな【三戸駅】から、三戸町のパンフレット(※)を片手に、ほど良く疲れるウォーキングをしてみました♪
(※)青森県観光物産館アスパムや三戸町役場、三戸町の各観光施設で配布しています。
駅の外観はこんな感じです。
ローカル駅の雰囲気がいい感じです(^^)d
駅前広場の脇には、“南部藩発祥の地”と記された街灯(モニュメント?)があります。
実はこの三戸町、南部藩20万石発祥の地として約800年の歴史をもった町なんです。
そして、そのこととは特に関係ないのですが、駅舎向かいの建物にレトロなポスターが数枚貼ってあったので、つい写真を撮ってしまいました(^^;
さて、三戸駅から南へ10分ほど歩くと、左手にこのようなお店が現れます。
『加藤パン店』
実はこちら、お店ではなくてパンを造っている工場なんですね。
「ごめんくださーい」とドアを開けると、「こちらへどうぞー」という声が返ってきました♪
中へ入るなり、袋詰め作業中のラスクをまるごと1枚いただいてしまいました!
この食パン1枚まるごとラスクは初体験でしたが、クセになりそうです(^^ゞ
訪れる時間が少し遅かったため、店内にある商品は出荷してしまった後だったようですが、それでもバットにはメロンパンや三色パン、あんかけパンなど、つい手にとってしまいそうなパンたちがあれこれと。
そんな加藤パン店の商品は、三戸町内の各商店で買うことができます。
ちなみに、あまり大きな声で言えませんが、ここで買うとお店で売られている値段よりも少し安く手に入れることができるんですよ。
さて、にっこりほほ笑むこちらの方は、社長の加藤利美さん
もともとは「佐藤パン」として創業したお店だったのですが、経営者の佐藤さんが亡くなられ従業員だった加藤利美さんがお店を引き継ぐことになったそうで。
その後、「加藤パン」と名前を変えて現在に至ります。
今でもこの通り、現役バリバリです
そして、「ここはパン屋じゃ?」と目を疑ったのが、大きなボールに入った大量のきんぴら!
ですが、このきんぴらも立派なパンの材料なんですって・・・w(゜O゜)w
正直、「パンにきんぴらは合わないでしょ~」と思っていたのですが、これは大間違いでした
とにかく食べてビックリ!ご飯よりも合うんじゃないかと思うほど甘辛いきんぴらとパンがマッチしていましたb(^^)d
実際に、とっても人気のある惣菜パンだそうです♪ 失礼いたしました・・・m(_ _)m
加藤パン店をあとにすると、すぐ斜向かいに円形の目立つ建物が構えています。
三戸駅から歩いてくると、まずこの建物が目に飛び込んできますよ。
『アップルドーム(三戸町スポーツ文化福祉複合施設)』
中へ入ると、その正体が分かります♪
【11ぴきのねこ と おもちゃの部屋 ほのぼの館】
そう、三戸町は漫画家の馬場のぼるさんの故郷でもあります。
(※画像クリック)
館内は、節電のため照明を落としてあります。
ここアップルドームの2階(一部)は、馬場のぼるさんの絵本や作品を展示している記念館になっています。
こちらの「絵巻絵本11ぴきのねこマラソン大会」は、子どもでなくとも見入ってしまいます。
子どものころから絵を描くことが好きだったという馬場さん。
その思いがぎっしり詰まった作品です
そして、一緒に行った英語&中国語アドバイザーのお二人は、隣のコーナーで童心に返って遊んでいましたヽ(^o^)丿
というのも、隣には“世界のおもちゃ”や“日本のおもちゃ”など、珍し懐かしいおもちゃがいろいろ置いてあるんですね♪
中には、ボブ・サップがテレビ番組で使ったという超ビッグなけん玉も!
さらに、めんこやビー玉・おはじき、お手玉・・・ 幼少時代の記憶が一気によみがえってきます
ここは、子どもだけでなく大人も童心に返れる素敵な空間でした♪
さて、アップルドームをあとにして道なりに南下していくと、所々に寺社が姿を現します。
ここはそのひとつ『熊野神社』
この先には「川守田館」の跡があります。
室町時代以降、この川守田館は三戸城北方の守りを固めた重要な館だったそうな。
守将は川守田常陸入道正弘という者で、三戸城への緊急の連絡の際は、彼の強弓でこの川守田館から三戸城へと矢文を飛ばしたのだそうです。
川守田館跡へは、長~い階段を上っていくのですが、この階段が不揃いで結構いい味だしています。
鳥居脇の敷地では、1本の梅の木が可愛らしい花を咲かせていました♪
次の目的地へ向かう途中にふと足元を見ると、このようなマンホールが。
三戸町の御当地マンホールの絵柄は、三戸城と桜と鳥(町の鳥「コノハズク」でしょうか?)です。
途中「黄金橋」の手前で右へ曲がり、左の細い道に入っていきます。
7分ほど歩くと、左手に広場が見えてきて「三戸町立現代版画研究所」などの建物が姿を現します。
その奥に、こちらの立派な松がどっしりと構えていました。
『関根の松』
ところで、この敷地は南部藩御野馬別当一戸五右衛門という人の屋敷跡なのだそうで。
このマツは慶長年間に岩手県一戸村から三戸へ引越してきた五右衛門の祖先、一戸兵部綱定という人が藩主から賜った盆栽松だったのだとか。
わずか6mほどの樹高しかないのですが、9本もの枝が伸びていて、長い枝は16mにもなるそうです!
説明書には“竜が伏した如く地を這う枝”と表現されていましたが、本当そんな感じです。
推定樹齢370年余。
最初は盆栽松だったものが、こんなに大きく立派になりました・・・
また、1881(明治14)年の明治天皇御巡幸の際には、一戸家へ宿泊された北白川宮能久親王に「翠葉千年緑貞節克己操」と御染筆を賜った名木でもあります。
三戸町にパワースポットあり。ですね
§加藤パン店§
■住所 青森県三戸郡三戸町大字川守田字沖中6
■TEL 0179-23-3876
■営業時間 お店が工場兼自宅となっているため、特にありません(※午前中に商品を配達してしまうので、早い時間に訪れることをオススメします。)
※商品は、三戸町内の各商店で販売しています。
■定休日 土日祝日
■最寄駅 三戸駅(青い森鉄道)/ 駅から徒歩約12分
§アップルドーム(三戸町スポーツ文化福祉複合施設)§
■住所 青森県三戸郡三戸町大字川守田字元木平8-1
■TEL 0179-20-1500 / FAX 0179-22-3025
■営業時間 9:00~21:00
■定休日 年末年始
■最寄駅 三戸駅(青い森鉄道)/ 駅から徒歩約12分
■三戸町HP http://www.town.sannohe.aomori.jp/ (町のみどころ・観光 ⇒ 三戸町関連施設のご案内)
§関根の松§
■住所 青森県三戸郡三戸町大字川守田字関根4‐1
■問合せ 青森県教育委員会文化財保護課 TEL 017-734-9919 / FAX 017-734-8280
■最寄駅 三戸駅(青い森鉄道)/ 駅から徒歩約30分
■HP http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/kentennen_16.html
by ヴァ♪
コメントありがとうございます!
A-FACTORYのきんぴらごぼうパンは、「ブーランジェリーセブール」のものでしょうか?
私も、今度食べてみようと思います。
情報、ありがとうございました!
それにしても、きんぴらとパンがこれほど合うとは思ってもみませんでした・・・(先入観はいけないですね
そして、なまこタンブラーゲットされたんですね
現在、ミニうちわ&コースターが付いて、ちょっぴりお得になっているんです
末永く使ってあげてくださいね♪
A-FACTORYのも美味しかったです。
以前このブログで紹介されていたなまこタンブラー、買いましたよ♪
うちわとコースターがおまけで付いてきました(´∀`*)
うちわに各なまこのプロフィールが載っていて面白いです☆
そうでしたか、夕陽はみれませんでしたか・・・
それでも、スロープカーを楽しまれたようで良かったです!
天気が良い日にまた訪れてみてくださいね♪
そして、はっちは所狭しと色々なディスプレイがあって、じっくりみて回れば半日はかかりそうですよね
ぜひ、お友達を誘って再訪してみてくださいね♪
青森も春を迎えたので、そろそろUJ
あと少しで姿を現すはずなので、もうしばらくお待ちください m(_ _)m
その後、♪ゆけゆけはっち~の歌が止まんなかったよUJさん
三戸part2も楽しみにしています♪
コメントありがとうございます!
三戸の町はこぢんまりとしていて、狭い範囲に様々な見どころがあります。
街歩きには、とてもいい場所ですよ♪
近々、後半もアップしますので、そちらも見ていただけると嬉しいです(^^)/
ところで、連休中に“はっち”と深浦に行かれたんですね
深浦では夕陽をみることができましたか?
そして、ますます青森県を好きになっていただいたようで、嬉しい限りです(^^)d
これからも色々な青森を紹介していきますので、変わらず御贔屓にして下さいね♪
このブログとの出会いで、ますます青森県が大好きになりました