たかあきは『消しゴム付き鉛筆』と『押し花』に関する物語を創作してください。
削っていない消しゴム付き鉛筆と押し花栞の入った包みは、確か誕生会前日に友達と大喧嘩をやらかして僕だけ会に呼ばれずに渡し損ねたものだった。歳月が過ぎて友達は元友達となり、押し花の色も随分色褪せた今、僕は鉛筆を削って存分に尖らせた芯の先で、今、僕の目の前にいる友達の顔をスケッチブックに描くのだ。
削っていない消しゴム付き鉛筆と押し花栞の入った包みは、確か誕生会前日に友達と大喧嘩をやらかして僕だけ会に呼ばれずに渡し損ねたものだった。歳月が過ぎて友達は元友達となり、押し花の色も随分色褪せた今、僕は鉛筆を削って存分に尖らせた芯の先で、今、僕の目の前にいる友達の顔をスケッチブックに描くのだ。