カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

百冊目・『焦がれし伝説の断絶』

2018-07-28 14:17:20 | サスペンスはお好きですか?
たかあきは『焦がれし伝説の断絶』事件を解説してください。

 私の叔父は怖い話をするのが得意だった。ある日、知っている中で一番怖い話をしてくれるというので期待して聞いていたら、話が一番盛り上がった辺りで何故か用事が出来たと帰ってしまった。その晩、叔父は急に亡くなったので私はその話の最後を知らないままだが、だから多分、今もこうして生きていられるのだと思う。
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