このお寺は2006年初夏 JR東海の「そうだ京都に行こう」のポスターに
採用されたお寺です、初めて訪れました。
その時のポスターが下の写真です。
私が訪れたのは、時期が少し遅かったのでしょう 花はあまり咲いていませんでした
木も6年たちだいぶ大きくなっていました。
このお寺は鎌倉時代の初め、法然上人の弟子の住蓮、安楽上人が、このあたりに「鹿ケ谷草庵」を結んだ事に始まる。
そのころ宮中に松虫、鈴虫姉妹が女官として後鳥羽上皇に仕え、上皇から大変寵愛をうけていました。
1206年 後鳥羽上皇が紀州熊野に参詣留守中、姉妹は夜中密かに御所を忍び出て「鹿ケ谷草庵」を訪れ
住蓮、安楽上人の前で剃髪出家し尼僧となりました、松虫姫十九歳 鈴虫姫十七歳でした。
この事を知った上皇は激怒し、念仏教団に弾圧を企て、安楽上人は六条河原で斬首に処され
また住蓮上人も斬首されました。
この迫害はこれに止まらず、法然上人は讃岐へ 親鸞上人は越後へ流罪に処された。
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