距離

昨晩のレアサウンズ練習に、
どれほど前だっただろうか、
仕事の都合で退団をしたベーシスト君が
子供さんを連れてやってきた。

仕事の都合と言うのは、ズバリリストラ。
企業側の都合にて退職を余儀なくされた
大変不本意なる会社とバンドの辞め方だった。
ただ、こうして子供さんを連れて来てくれるのは、
我々としても懐かしく、また有りがたい。

何でも中学校一年生の息子さん、
吹奏楽部に入ったとかで、「お手本」を
見せるとばかりレアサウンズの練習を見に来た！
我が家でもそうだが、親がやっていると
やはり吹奏楽部に入る確率は高いのだろうか？

楽器はサックス。テナーサックス。
デビル氏が、ラッパやトロンボーンではなくて、
何でサックスを選んだの？と尋ねた所、
「すぐに音が出たから！」
そうそう、子供は正直。風が吹いても鳴る・・・。

ところで合奏が始まると流石にベーシスト君、
ドラムとベースの位置関係が気になり
「なんでこんなに離れているの？」と。
確かに、リズムの要であるベースとドラムは、
それこそアイコンタクトが出来る
そんな距離にて演奏するのが好ましいのだが、
今日のセッティング、いやに離れ離れなのだ。

すると、現ベーシストのflatwound君曰く
「それはね『心の距離』がこうさせている」と！

なるほど！って納得していてはいけないのだが、
我がバンド前回よりドラマーが以前のはげ親父・・・
もとい、コンマス氏に変わったため
その「心の距離」が出来た模様！？

いずれにせよ、本番までにはその心の距離を縮め、
選曲もほぼ決まったので本番ライブで
又すばらしい思い出作りをしたいと思う。
チケット絶賛発売中！
報告によれば、売り切れ確実とか？？？ほんと・・？
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