一流

年が明けてからは熱は全く遠のき、
インフルエンザウイルスが消えるのを待つ身の私。

それ故にどこも出かけていないので、
ただ静養するのみの私にはテレビのみが友達。
なのでそんな話題しかなく恐縮だが、


芸能人各付チェックとか言うクイズ形式の番組、
その出来で出演者が一流かどうかを試すと言う内容。
今日はひとり鑑賞だが、例年は家族につられて見ていた。

全ての問題が当然正解を見せないよう工夫して、

100万円と5000円のワインを飲むだけで当てるとか、
食べ物も目隠しをして食べ高級食材がどれかを当てたり、
はたまた盆栽を見分けるなどなど…。

そして私にとって非常に興味があったのは音楽。

二題有ったのだが、一つはプロの演奏者が、
高級弦楽器と初心者用弦楽器を弾いて聴かせて、
どちらが高級楽器かを聴き分けさせるそれと、

もう一つは、
プロのオーケストラとアマのオーケストラが、
同じ曲を奏で、どちらがプロかを聴き分けさせる、
と言うクイズなのだが…


この一つ目が大変わかりにくかった。

実際私がトランペットの機種の違いを、
聴いただけで聴き分けられるかと言われると、
正直私レベルでは難しいと思われるが、
テレビで流れていたピアノと弦楽器も、
わたしには感覚的にしか判断ができなかった。


対してプロの演者とアマの演者の判別はよく分かった。
逆に言えばこの違いを克服すればアマはプロに近ずく。

ミストーンは論外として、
(だからミストーンをする時点でアマチュアだね)
出演者も仰っていたピッチと抑揚が決定的な違い。
この辺りは弦であろう管であろう関係なし。
とても勉強になったのでありました。


さてやっと正月も２日が終わったと言う感覚。
毎年だと、あっと言う間に過ぎ去る正月も、
ちっとも過ぎていかない気がする今年のお正月。

ま、こんなのどかな時間も日常では決して味わえぬ贅沢。

明日ものんびりしよう。