青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

クラス会

2009年04月19日 | 思うこといろいろ
昨日、中学三年次のクラス会があった。
会開催のきっかけは、その時の恩師が
この三月末日にて定年をされたことであった。
わたしが18年度この母校中学の
PTA会長をやると決断したのも、
定年をされたこの恩師がふただび巡って
この中学校に勤務しておられたからなのだが、
何かと影響力の大きなこの先生なのであった。

教えた生徒の数知れず、万までは行かないが、
数千人と言うのもすごい数である。
しかし驚いたのがこの人、我々一人〃の事を
結構覚えてくださっている事。
それは大変感動を覚えたのであった。

このクラス、意外と何度もクラス会をしていた。
していた、と言うのは、確か我々が
大学生ぐらいまでは、案外会っていた。
先生の家に行っては酒を交わしながら、
徹夜で語った事が有った事も思い出した。
それほどまでに、情熱的な先生であったし、
われわれも随分と仲良く集っていた記憶。

昨日も、相変わらずの熱弁。
何度も「嬉しい!」と言っては、
今の社会の事、教育の事、そしてあれやこれ・・。
いつまで経っても我々は生徒なのであった。

これを機会に又、いつか開催できればよいと
次なる幹事を立候補してくださる人まで現れ、
実に有意義な時間が過ぎていったのであった。

昨日のその師の話にあったこと一つ。
「とく」には二種類の「とく」がある。
損得の「得」と、人徳の「徳」。
決して損得の得を求めるのではなく、
人徳の徳を磨くよう努力しろ。と。

気持ちよく酔いながら、
心地よくそんな話の数々を聞いたのであった。
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4 コメント

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Unknown (でびる)
2009-04-20 00:16:23
先生はいつまでたっても先生ですよね。
先生から見れば大きく成長した教え子に
会えるのはそれこそとても嬉しいこと。
またその教え子にさらに教えを乞われるのも
この上なく嬉しいこと。
あの頃の思い出の先生が昔と変わっていない
とこれまたうれしい限りですが、自分たちが
大きくなった分、何かしら小さくみえたり
威厳がなくなってたりするとちょっと寂しかっ
たりもしますね。
返信する
でびるさま (あおやき)
2009-04-20 08:42:57
本当にいつまでたっても先生でした。
そしてこの方、当時が老けていたのか、
全然変わっていなかったのにも驚きました。

>何かしら小さくみえたり威厳がなくなってたり~

おそらく10年以上経たないと
この先生はそうならないようなほど元気でした。
何れにせよ、全ての先生がこんな風ではない訳で、
こういう先生が増えれば、
もっと学校も良くなるのでしょうね。
返信する
いいとこついてますね (でびる)
2009-04-20 09:25:39
>こういう先生が増えれば、
>もっと学校も良くなるのでしょうね。

私も中学校の教師と年明けのクラス会で15年ぶり
くらいにお会いして全然、変わってないのに勇気
づけられました。
その方、脱教師を10数年した後、腕を買われて
学級崩壊の起きている名古屋の某小学校に赴任
されて見事、納めてしまったのですが、本人いわく、
なんでもかんでも家庭の問題にしすぎると。
事が起きると毅然とした対応のとれる教師側が
少なくなっている、被害者意識が強く資質が明らかに
落ちていると、こどもと丸裸になって向き合って
話していないと訴えておられてました。
返信する
でびるさま (あおやき)
2009-04-20 12:24:24
必ず何処かにそういうバイタリティーのある
先生と言うのはいるものですね。

>こどもと丸裸になって向き合って話していないと訴えて~

この「こども」を例えば「社員」だったり、
「バンドのメンバー」だったりすると・・

バイタリティーのあるバンマスも、
バイタリティーのあるコンマスも必要ですね・・。

そして何より、バイタリティーある社長で
いなければ。ね!お互い!!
返信する