アイスクリーム

５分おきに冷蔵庫を開ける息子。
その度、家内に注意を受けるも
しばらくすると又開けては物色。

何となく気持ちは分かる。

そのうち家内が買い物に出かける。
その後も冷蔵庫をのぞき込む息子。

「何が欲しいんだ」と私。
「アイスクリーム」と息子。
「食べりゃいいじゃん」私。
「だってもう今日一つ食べたもん」息子。

どうやら家内に１日一個と
限定されているらしい。

中三にもなってこのレベルのルールを
守るとは私と違って案外真面目！？

「父さんが食べた事にして一つ食べたら」
と、案外真面目な息子が可哀想になり私。

すると「いいの！」と喜んで食べた。

その後家内が帰宅し、しばらくして息子、

「このアイス父さんが食ったんだでね！」

と、ゴミ箱の食べ終えたアイスクリームの
空カップ指さし説明をしているではないか！

案の定家内
「お父さんが？珍しいねぇ・・・？」



一同「・・・・・・」



何故にわざわざぼけつを掘る！
彼は有る意味嘘がつけない性格か。

暑い夏の夕暮れ。大笑いのひとときでした。