ある評

毎々コンサートのたびに
ご協力いただくアンケートが有る。

この歴史は実に３０年にさかのぼり、
以前にもこの事書き記したことが有ったが、
バンド運営に役立てていきたいとの思いから、
少しでもたくさんの意見を頂戴するため、
鉛筆を二つに断裁しセロテープで貼り付け
パンフレットに挟んだのが始まりであった。

いまや、ネットでゴルフのスコアをつける
あの簡易なペンが大変重宝して活用中。
お蔭で様々な意見を頂戴出来ているのである。


お尋ねする内容は

・レアサウンズコンサート過去来場回数
・チケットの入手先
・良かった曲、悪かった曲
・紹介メンバーの名前
・全体感想
・よろしければ個人情報くださいませ。

の、大きく以上６点。

それぞれの項目にそれぞれの意味が有り、
特によかった曲についての意見は
自分達が描いていたイメージとは
異なっていたりして興味深かったりする。

大半の方がありがたい事に賞賛の言葉を
書き記してくれることが多くて、
それはそれで大変嬉しいものなのだけれども、
我々に勉強になる意見を下さる方も意外と多い。


今迄にそう思ったのは、

　音量が大きすぎるであるとか、
　照明が後列にまで届いていないなど、
　音響や照明の技術的な苦情や指導とか、

　アルバイトのマナーが悪いとか、
　そもそもメンバーの態度が良くないなど、
　モラルに関するご指摘であったり、

　開演時間が遅すぎる早すぎる、
　日曜日よりも土曜日の開催が好ましいなど、
　運営日程、行程に関するご意見とか、

　ライブハウス店員の態度が良くないとか、
　会場のトイレが少なすぎるなど、
　ハード面含み会場への苦情であったり、

　話が長い、パンフレットの字が小さいとか、
　毎回案内を頂きたい、案内が遅いなど、
　担当者や私に対しての注意事項であったり、

　そもそも

　練習不足である、ソロが下手である、
　選曲ミスである、音が合っていない。。
　といった音楽技術的な事とかとかとか。


実際こういったご意見は頂戴したことが有る。


実はその度「ごもっとも！」という気持ちになり、
特にバンドのモラルについてはメンバーに対して
そしてお手伝い頂くアルバイトに対して、
しっかり指導し意見反映させて頂いていると自負。

勿論、その他の項目についても正に真摯に受け止め、
改善する様努力しているのが実態である。


で、

何を長々と書いているかと言えば、
今回いただいたアンケートの１枚が、
これらどれにも属さない評であったのだ。


　背伸びをしてやっているその姿に憐みを感じる。
　もう少し自分たちが楽しむ音楽をするべきだよ。
　案内要らないけど私はこういう名前で住所だよ。


と言ったのが要約したところであろうか。

一応真摯に受け止め反省してみようとするが、
そもそも自分が背伸びしているつもりもなければ、
めちゃんこ楽しく演奏をしたのでよくわからない。


ただ少なくともそう映ったとすればさてどうする。



やっぱり彼にＹＭＣＡでも踊ってもらうべきだったか！






これもお客様のご意見。

ご来場に感謝し貴重なご意見有難く受け止めました。