消防団

昨日、第61回愛知県消防操法大会という
大きなイベントが我が街に有る消防学校で有った。

詳しくはよくわかっていないが、
当社の部長くんも参加しているとか。
各地域の消防団の技術披露の場と彼から聞いた。

我が家から歩いて行ける距離にあるここ。
朝の通勤時から行く道々すごい人であったが、
夕刻寄ってみたらまだまだこんな人だかり。



みなさん１日がかりでご苦労さまです。


このこの消防団という組織。
私は残念ながら所属していないが、
地域の活動で大変素晴らしい事だと思っている。




ところで五、六年前のある日、
大企業に勤める中高同級生との雑談で聞いた話だが、
その大企業は１０年後に定年を迎える彼ら(我々)に対し、
一つの人生塾のようなものを開いたそうだ。

その話の内容は今でも鮮明に覚えているが、
次の三つの人間関係をバランスよく力配分するのが、
定年を迎える迄の五十代の生き方だという話だった。


その三つとは、

もちろんまずは仕事関係の人間関係。
３０年弱培った取引先など含め仕事の付き合いは、
何事にも変えがたい人生の財産であると言うもの。

二つ目は趣味で繋がる人間関係。
利害関係も年齢的上下関係も無い、
この付き合いこそ本当の老後の人生を占う。と。

そして最後が地域の人間関係。
そう、この消防団やPTA活動などがそれ。
生きていくのに一番必要な要素とは、
今でも記憶に残る話であったのだ。


実は四十半ばの部長くんもこの三番目の事を理解し、
２年ほど前に入団したのだとか。

この歳になって「右へならえ！」ってやるのが
ずいぶん新鮮だと言っていたが、
ここで又人間が磨かれるのだと私は思う。

事実私はPTAで貴重な出会を頂き
その大切さと学びを得た１人であるのだから。


さて、

この大会でどこが優秀だったのか、
はたまた我が街がどうだったのかは知らないけど、
参加された地域を守り、地域の人間関係を大切にする皆さん、
本当にお疲れ様でした！