青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

続続・複雑な気持ち

2008年06月13日 | 思うこといろいろ
昨日、有るデザイン会社の社長さんと
三十代若手デザイナー(♂)と呑む機会があった。
もともと我々同業者の会の勉強会にお招きし、
色々議論をした後、酒を呑みに行ったと言う流れ。

この方、よほどお酒がお好きなのか、
はたまた我々と付き合う魅力が
有ると思ってくださったのかは知らないが、
その会議には車で駆けつけていたのだが、
わざわざ車を置きに行って出直されたほど。

従って、その社長さんは結構酒が強く、
結構なペースで呑み続けるが、一向に乱れず、
淡々とした口調で実に穏やかに呑まれる。
そして有る程度話が温まって来た頃社長に、
「失礼ながら、お幾つでいらっしゃいます?」
と、年齢を尋ねてみた。

実は私は五十半ばと踏んでいた。
しかしデザイナーだけあって、
結構洒落た身形をしておられたので
「56です」ぐらいの返事が返ってきたら、
「いやー絶対そうは見えないですよその格好」
という言葉まで用意していたのだが・・・・

なーんと私と同じ「46です」と言うではないか。
うーん実に複雑な気持ち。
「お若いですね」はお世辞にも言えず
かといって、「それは以外です」なーんては
口が裂けても言えない。まさに複雑な気持ち。


随分前にも、ご同業の社長さんが、
どこから見ても70代、ひょっとすると80代に
みえる「おじいちゃん」に対して、
これも酒の場だったと思うが、
「いや、そうは見えないです、お若い!」と
言う言葉を用意して歳を尋ねてみたら
64歳と分かり、聞いた割りに、
何も返答が出来なかった事を思い出した。

要するに、他人の年齢という物は、
若かろう歳であろう、男であろう女であろう
関係なく、聞くものではないと痛感した。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 続・複雑な気持ち | トップ | 続続続・複雑な気持ち »