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青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

2008ゴールデンウィークライブの記録

2008年05月02日 | 本番記録
毎回ライブ終了直後に書いていた「本番記録」。
今回はどうしても気分が乗らず、
省略しようかと思っていたのだが、
やはりこれを記しておかないと、
何か大きなものを忘れてしまったような
錯覚になってしまうので、書きます。
ただ、どうしても私の主観が多く入りそうなので、
今回はレアサウンズのホームページには載せず
私のブログだけの掲載ということで。

4月27日朝。電車で出社。出社とは誤字ではなく、
本当に会社へと向かう。毎回そうだが、
当社で印刷物などのお世話をさせていただいている関係上、
それらを持って電車でく訳には行かず、かといって、
当然打ち上げは呑む気満々で臨む訳なので車では行けれず、
一度会社に出向き営業車で納品をかねて会場入り。
時間直前まで、会社で小道具を作成していたので
集合時間ぴったりの9時40分にボトムラインにつくと、
既に殆どの者が集まりやる気満々であった。

車を返却をしに再び会社へ戻る。
会場と会社、距離にしてどうだろうか1.5キロほどか、
天気も良いので歩いて再び会場に。その途中の時間を使って、
留守電に入っていた電話の対応に勤しむ。
そう、今日もまた当日直前に「当日券ありますか?」
「当日券は何時から販売ですか?」と
事務局の私に電話が入るのだ。誠にもってありがたい!
この集客マーケティングシステムは、
面倒な部分をしっかりと抑えているからできること。
ビジネスに通じるこの手法。要するに手を抜かない!

そのうちの一件の電話。なんと早朝7時に入っていた留守電。
流石に未だ私は寝ていた為出られなかったのだが、
若い女性の声で「当日券の事で聞きたく電話しました~」と。
又電話します~と入っていたのだが、
その若い声に釣られて!?勿論こちらからかけて差し上げる!
余程、貴女の分だけ取り置きして置いてあげる!
それも前売り価格で!なんて言いたかったけれども、
後で皆に知れたら何を言われるか分からないので、
断腸の思い!で通常通りのご案内(大袈裟)。
するとどうだ「是非伺います!頑張ってください!!!」
あぁ、招待券でも差し上げたいほどだよ!!



何れにせよ、四十半ばのメタボおやじが、
若い女性から「頑張ってください」なんて言われる機会というのは、
そうそうあるものではない。
今日一日がきっと素晴らしい日になるであろう!との予感に、
スキップして会場へと入ったのであった。うそ。





会場は、ボトムラインのスタッフの皆さんの手際良い段取りと、
慣れた手付きで作業をこなす受付作成班の協力で、
瞬く間に我々のすべき事は終えていく。
はっきり言って完全に慣れています!こういう段取りのよさが、
音楽にも響けばよいのですがね!そしてやや有り余る時間に、
何処となくまったりとした時間が過ぎ去る。
このなんとも無い時間を過ごすのもこの日独特の行事。
そんな時、闘病中のリーダーが激励に来てくださる。
我々が激励しないといけないのにありがたい!頑張ります!!



ご覧のお弁当は、ドラムF原さんの物。
長老!F込さんの分を頂いて山盛り。
今日のパワフルプレーの源は、
とりあえず補充できたという所か。
そして、思い思いの場所にて昼ご飯を頂く。
その時並行して舞台照明のセットが行われている。
今回私衝動買いしたカメラを持参。このカメラ、
ライブと野球と犬しか撮っていないが、
その性能に惚れ惚れしていた所だ。
こんな暗闇のような所でも、
ごらんの様に浮かび上がるかの撮影が出来たのには驚き。
周りにいた人巻き込んで大喜びの私なのでありました。







リハーサル開始。個人的な感想ですが、
毎回このボトムラインのスタッフの方の対応って、
気持ちいいですよねぇ。
自主コンサートの時の舞台クルーの皆さんも、
当然気持ちの良い方ばかりですが、
ここの人たちもすごくテキパキしていて、
音作りに不満はありません。勿論、私個人的な意見ですけどね!
だから、案外あっという間に「音」が出来上がり、
いよいよボブ・シェパード氏到着。
一瞬メンバーに緊張が走る!?



なぜ緊張が走ったか・・。
勿論、毎回の事ながら海外ミュージシャンとのリハーサルの
顔合わせ・音合わせは、緊張する物。
ただ、ボブ・シェパード氏に対し
我々には前科!があるから余計なのであります。
以前共演をさせていただいた時、
このリハーサルでソロの寸法が変わりました。
今回もそうだったのですが、ボブ氏は、
他のプレヤーよりも柔軟にソロの寸法を変える事をされます。
自分以外でもソロを一緒にやら無いか?
という心遣いでも有るようです。



その前科というのは、
リハーサルで寸法が変わったにもかかわらず、
それをすっかり忘れ去って突き進み、
ボブ氏からリズム隊に演奏中に発せられた言葉が「NO!!」。
先日当時のビデオを見直しましたが、
心が凍る思いでありました・・・。だから我々は、
ボブ氏が苦手・・。とは言えこれは日本語で「自業自得」でしょ。
ともあれ、そんな事をボブ氏が憶えておられる訳は無く、
笑顔のボブ氏に一同安堵!



絶好調な私がそこにいる。やはり「頑張ってください!」と
言ってくれた名も知らぬ若い女の子のお陰!か・・と思いながら、
リハーサル一曲目を全力で吹ききります。
毎回これは書きますが、海外ミュージシャンが
「お前らの実力は?」と耳を傾けているようで仕方なく
(事実そうして聞いているのでしょうが)
一曲目から手を抜く訳には行きません。
結構きつい一曲目も余裕で吹き終え、
ボブ氏の笑顔に一同さらに安堵!!



2曲目、3曲目とボブ氏から
寸法の変更の手がつけられます。
今度は間違えていけないとばかり、
全員周知でお願いします!!。
そしてその後のリハーサルは順調に続き、
ハイトーンの決め所で微笑んでくれるボブの笑顔に
安堵を通り越し、リハーサルを楽しむ私が
そこにいたのであります。
そして、今までの練習で、2部の通し練習を事実上
2回しかやった事が無かった私は、
力配分がもう一度知りたくブレーキが殆ど掛かる事無く
完璧なリハーサルが終わったのでありました。



「ここが最後尾」。こんなプラカードが
要るようになったという事にありがたい限り。
開場直前には、交番を越えて列が出来ました。
って言っても交番ってどこか分かりませんよね。
そう、会場から三・四軒お隣。
並んでいただけるお客様に本当に感謝です。
そして瞬く間に2階(事実上3階)の
展望の良いテーブル席は埋まり、
そして、1階(事実上2階)の椅子席もどんどん埋まっていきます。



開演10分前。何度ステージをやっても、
この時ばかりは緊張します。チューニングを終え、
後はステージに乗るだけとなった時、
やはり緊張が最高潮に走ります。
ただ、あれだけ今回も練習したのだから!と
心に言い聞かせ舞台へと歩むと・・・。

なんと1階席の中央で歓声が!
そして「ブー」「フー」「ウー」と書かれた団扇に、
色鮮やかなボンボンが振られているではありませんか!
なんとま!ここまでして応援してくださる仲間がいるとは
なんと有り難いこと嬉しい事!
数分前に襲われていた緊張感が、
この光景で随分軽減をさせていただきました!
いゃあ、何度も何度もになりますが、
本当に応援くださった皆さん、ありがとうございました。
あっ、勿論静かに!鑑賞下さったお客様にも勿論感謝です。



今回は、直前の練習まで曲の変更が重ねられました。
本当にこれでいいのか!お客様に、どう聴こえるのか!
インパクトは?技術は?出来は!?
何時もにも増してこの問答があった原因の一つは、
よりよく演奏がしたいという現れ。
と、もう一つは、如何に粗を見せないか。
内輪の話になりますが、後者が結構重要な話しでして、
パートリーダーを中心に本当に直前までもめましたね。

パンフレットは、一曲を除き、
ステージどおりになっていたのは、
当社のオンデマンド技術だから故!!!
一週間前にトップの曲が変わるという事態は今までに無い事。
よく考えれば、そこまで皆真剣だったよね。
まぁこんな程度で良いや・・なんて妥協が無かった。
そんなオープニングは如何だったでしょうか!?
ただし、この一曲目が一番練習不足だったような気がしますが。

今回は以前ここで書いた通り、慶応ライトさんのOB氏、
早稲田ハイソさんのOB氏がお客様でいらっしゃるとの
事前情報がありました。何れの方も偶然私と同じ歳。
と言うことは、あのビッグバンドの甲子園と言われる
「山野ビッグバンドジャズコンテスト」で、
優勝の経験を有する方々。要するに
レアの演奏を聴いていただくには
余りにも耳が肥えておられる人たち・・・。



慶応の人はボーン、ハイソの人はラッパと言う事で、
キーニョ君と私は、それなりのプレッシャー。
そんな人たちを前に、手前味噌で恐縮ですが、
見事なるキーニョ君のジェントル・レインが響き渡る頃、
私に異常事態が発生し始めていました。

あれ、調子が悪い・・。

こんな気持ちになったのは、何年ぶりだったでしょうか。
ここ最近は、決して感じた事が無い違和感。
マラソンで言うなれば、
名古屋国際女子マラソンの高橋尚子選手の様。
こんな前半で!

デキスギくんのソロ曲のテュッティーで、
明らかに異常事態宣言。
高橋選手の環状線に出て来た時(どんな時)と全く一緒。
これでは完走できないのではないかという
極度の不安に襲われたのでした。
ただ、メンバー紹介のとき、
再びブーフーウーの皆さん方の大きな声援を頂き、
再びエネルギー充填。一部ラストへとなだれ込みます。

気力で吹ききったというのが余りにも妥当。
一部ラストの音は、本来比較的余裕をもって
一息で吹ききるというつもり
(メンバーには練習でお膳立て宜しくとまで言っちゃったし)
だったのに、息が足りない。そして吹きなおしたら
・・・・・・強引に絞り出したような音にしかならず、
再び低落。なんともももどかしく
一部の幕が閉じられたのでありました。

こんな休憩は久し振り。さて2部をどう乗り切るのか。。。
恐怖さえ感じたのです。これ、大袈裟な話しじゃないです。
皆には迷惑をかけましたが、
どうしても責任範囲の大きい私には、
これから始まる2部の一時間をどう乗り切るのか・・
頭の中はそれしか有りませんでした。ラッパ吹き、
特にリードを経験の人であれば分かると思いますが、
一度ばてた物が再び完璧に蘇ると言う事は実に少ない。
正に500メートル以上離されたマラソンランナーが、
逆転する事が困難な、そんな状態なのです。

目の前にいたflatwound君がそんな私の様子を見て
「ビール呑んだら!?」。
やはり大学時代からの友人である。
一番の回復法を彼は私に教えてくれたのである。
まさか!?まさか!?とお思いの方もおられようが、
そういう気分転換こそ、そのときの私には必要。
素晴らしいアドバイスに従い、
ビールを飲み干し気分が随分落ち着いた。

しかし、やはりレアのホームページの公式「本番記録」に
ならない内容と改め気が付くが、正に周りが見えていない。
この時、他の人たちが何をして、どんな言動が有ったのか、
一切記憶が無いのだ。



2部が開幕。緊張ではなく、今度はプレッシャーの塊。
沢山のお客様に来ていただいている。
ご同業のビッグバンドプレーヤーも沢山いらっしゃる。
そんな前で失態は出来ない。
それよりなにより正にチームプレーであるビッグバンド、
メンバーに迷惑を掛けたくない。。
そんな一心で吹きつづける。

2部2曲目。
これまた日頃の練習では得意満面で合った場面をミスる。
意気消沈しかかるが、未だ先は長い。
このときの気持ちは、本当に辛かったですね。
この「辛い」って言う気持ち、
やはりラッパだけにしか分からないかもしれませんね。
それもビッグバンドの。



しかし、そんな気持ちを払拭元気付けさせてくれる
もう一人に、司会のH君の存在であります。
これもまた手前味噌で恐縮ですが、
大変良い司会をしてくれました。彼の司会は和みます。
お客様もそう思っていただける物と思いますが、
彼は、その準備もしっかりしてきてくれるから、
楽しんで聴く事ができるのです。そしてその楽しさは、
お客様だけでなくメンバーにも行き渡ります。
H君、本当にご苦労様でした。

しかしボブのサックスは素晴らしいです。
私たちのほうを見て微笑む顔は前回には絶対無かった笑顔。
私は、辛い反面、こうして一緒に奏でられる喜びを味わいます。
今回、ソプラノサックスで奏でてくれた曲がありましたが、
この曲、リハーサルで練習の時より随分テンポが修正されました。
そしてそこにボブのソプラノのが入ったとたん!
練習では暗いイメージしかなかったその曲が、
まるで息を吹き返した生き物の様に、
全く別の曲の様に変貌を遂げたのです。
以前もボビー・シュー氏のときにも有りましたが、
これぞ音楽の妙!まさにマジックであります。



くどいようですが、マラソンで言うなれば35キロを通過。
この頃、完走できる自信見えてきました。
アンコール曲も含め最後4曲中3曲が最後の音がハイGの伸ばし
(案外ハードでっせ。これ)
これを通し2回しかやっていないと言うのは、
やはり酷だったかも知れませんが、唇の感覚で、
あと3回は出る!と確信をしたのはこの頃だったでしょうか。
気持ちも晴れやかになってきました。

ラス前の曲は、このライブ演奏曲の総練習時間
1/3を割いたと言っても過言ではない曲。
その割に映えなかったと個人的な感想。
アンケートの結果見物です。
そしてラストの曲で迷い!?のドラムF原さん、
その迷いを吹っ切るかのごとく昇天!もとい熱演。
私も最後の決め音も何とか吹ききることができました。

ありがたいことにアンコール。今回は、
ブーフーウー会諸氏のお陰で大音量のアンコール。
最後まで皆さんに盛り上げていただきました。
感謝感謝感謝!!であります。
さらにくどくて恐縮ですが、
アンコールはマラソンで言うなれば競技場内。
出遅れた高橋選手が、
瑞穂陸上競技場に帰ってきた時の声援にも勝る
皆さんの拍手は今でも心に焼き付いています。
もう一度力を振り絞り、最後の最後、
テーマのフィニッシュも何とか吹ききる事が出来ました。
有難うございました!

乾杯!!毎回思いますが、このときのビールの味が、
どんな時に呑むビールより美味いと言うのは、
メンバー誰しも同じでしょう。
ツアー企画者水行末さんに言わせるところの、
レアサウンズ恒例ジャングル宴会。
特段デビル氏の高笑い6連発が場を盛り上げます。
いろいろ有った1日もこの心地よいビールで
洗い流されていく思いであります。
応援に来てくださり、打ち上げ会場で呑み会をしておられた
他バンドの皆さんとも交流が出来、
恒例いっぴょん締めで全てが終わりました。



ご来場いただきました全ての皆様、
そして全てのメンバー諸氏、
今回も本当に有難うございました。
又良い思い出が出来るよう、練習頑張りましょう。
勿論!そのために日々の仕事も頑張りましょう!

でした!
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12 コメント

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Unknown (キーニョ)
2008-05-03 00:36:45
お疲れ様でした。

今だから言いますが、
不調を口にしておられても信頼して演奏することしか
頭になかったですね~

I thought about~ の時はあおやきさんと同じフレーズが続きましたので思いっきり吹いていました。

あの時は結構一体感を感じながら吹いていましたね。

でも、やはり力になったのはお客様の声援でしょうね。

本当にありがたい限りです。
返信する
キーニョ君 (あおやき)
2008-05-03 00:42:02
信頼していただき、
ありがたい限りです。
(これ、お礼を言うところだよね・・確認!)

くどいついでですが、
高橋尚子選手が、
声援に押されて走ったと言ったとおり
私の今回は、その通り。
本当に声援に支えてもらいましたね。

あれが静まり返った会場であったら
飲み込まれていました・・・。
返信する
スバラシイ!! (むーみん)
2008-05-03 01:21:36
臨場感を持って、ヒシヒシと伝わってきます。
本当にお疲れ様でしたね。

でも、客席で聞く限り、あおやき殿の不調など
微塵も感じられませんでしたよ(お世辞ではなく!)
びゅ~んと突き抜けるような音は、ビッグバンドの
リードラッパとしての責任と存在感を示して、余り
ある程でした。

音作りは個々のお仕事だとしても、音楽作りはバンド
としてのお仕事!皆さんの音楽作りの情熱が伝わる
レアサウンズ組!というステージだったと思いますよ。
返信する
むーみんさま (あおやき)
2008-05-03 09:11:59
読んで頂きありがとうございました。

>音作りは個々のお仕事だとしても、
>音楽作りはバンドとしてのお仕事!

すばらしい表現ですね!!!
まさしくその通り。
肉団子で音符を覚えた人とは思えない!
本当にすばらしい表現。
何かの時このせりふ借ります。

自らの責任を最低限全うする事、
仕事でも通じる事のように感じました。

一人一人の売り上げが、全社の成績を作る。
おっと、ついつい・・・。
返信する
おつかれさまでした… (でびる)
2008-05-03 12:02:20
本番もそうだったけど、リハの時は特に貴殿のハイノートのおかげで
ボブがとてもご機嫌なご様子でしたよ。
そういえば、ワトラスもそうでしたね。
やはり、ビックバンドの要はリードラッパとドラムですね。

今回の写真はカメラが高性能のせいか、とても鮮明に撮れていますね。
どえらいうまそうなバンドに見えるし、昼めしがどえらいうまそうにみえます。
返信する
でびるさま (あおやき)
2008-05-03 17:09:22
ボブご機嫌だったですね。

確かに決め音を吹くと
どのプレーヤーも
リードラッパを見てくれます。
成功すれば嬉しいですが、
それだけ責任重大です。
リハの音、誰かとってくれていませんかね・・。

写真は確かにそうなのですが、
途中で変なスイッチがオンになって
ちょっとおかしくなってしまったのが残念でした。
返信する
Unknown (poco)
2008-05-03 22:03:45
録音を聞いてこの日記を読むと
会場には居なかったですがその場に居たような
臨場感、素晴らしい本番記録ですね。
演奏も良かったですよ、楽しめました。
返信する
pocoさま (あおやき)
2008-05-04 16:24:44
有り難うございます。

でも、良く読むと、言い訳のようですね!

次回はこういう事がないよう、
良く走り込んでおきたいと思います。

良い連休をお過ごしですか?
しっかり心を休めて次なるステップへ
お進み下さい。
返信する
そんなドラマが (しましま)
2008-05-05 10:09:26
読んでから心が痛くて、ずっと書けずにいました。
軽々しく書いてはいけないような気がして。

混声合唱団のソプラノ、或いはテナーなら、この気持ちは自分のものとして、充分想像できるからです。

アンサンブルでの自分達の立場。

高音を維持する為のコンディデョン作り。

何よりあおやきさんを敬服するのは、以前日記で書いてみえた「見えないところで練習を重ねたという自信」です。
それは必ず、自分の背中を押してくれます。

今回、レアのサウンドが「なんか違う」と感じたのは、そんなドラマがあったからだと、日記を読んで初めて知りました。

曲自体を知らないので、そんな曲、そんなアレンジなのかな、とか。
ジャズって全然わからなくて、いつもびっくりばかりして聴いていたけど、少し耳馴れしてきたのかな、とか。
会場の響きや返しの具合で、あの席だとそんな風に聞こえるのかな、とか。
はしゃぎ気味の応援のせいで気を悪くして、怒ってるのかな、とか。
(これは喜んでもらえてホッとした~)

「違う」とは思いましたが「丸い感じのサウンドも良いかな」「大人っぽいかな」とも思いました。

本番は本当に怖いです。
「やるだけやったから」なんていうのは、音楽の上達には通用しません。
そこに満足しないあおやきさんの音楽観を、私は尊敬しています。

でも、あおやきさんのきれいな音色は、私の耳に残っています。
あれはやはり、人に見せない努力の成果でした。

いいものを聴かせてくれてありがとう。
返信する
しましまさん (あおやき)
2008-05-05 16:45:02
投稿ありがとうございます。

随分過大な評価を頂いて
しまったようで恐縮しています。

ただ、本文を読み返せば読み返すほど、
やはり出来なかった「言い訳」のような
気がしていけません。それも反省です。

合唱にしても、オーケストラにしても
それはチームワーク以外の何物でもありませんから
やはり宛がわれた責任と言うのはしっかり
全うせねばなりませんね。

今日の中日ピッチャー中田の様では、
やはり皆に迷惑をかけてしまいますからね。

今後もがんばって年齢のせいにすることなく
若々しく音楽を取り組んでいきたいと思います。

又懲りずに聴きに来てください。


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