分裂寸前！

タイトルはちょっと大袈裟だが一昨晩激論。
問題は、この日のモリコロパーク演奏に端を発する。
うだるような暑さの中、レアサウンズの演奏は
酔っ払いコンマスの盆踊りならぬ◎◎踊りで
見事に演奏者のモチベーション低下を見た。

私だけかと思いきや、メンバーの心の内に
若干の不満と、飲酒演奏に対して
案外厳しい意見が潜んでいる事を確認。

私はこういう不満やしこりは、音楽だけではなく
何事もしっかり話をして解決したいと思う性分
タイトルこそやや大袈裟に分裂寸前と記したが、
心のそこから、レアサウンズの為を思っての行動。
話し合いが決裂すれば、分裂も覚悟だった。

デビル氏にも間に入ってもらい、
今後の演奏スタイルと、コンダクターの役割について
当事者コンサート・マスター氏と議論。
当然飲酒演奏の是非も討議していたのだから酒抜き。
一時間弱の話し合いは「合意」という結論を得た。

他のバンドの方や、ジャズを愛する人たちには
失笑されてしまうかもしれないが、
やがて２０人もの団体が、一つの曲を演奏する時に
酔っ払いが混じっているのといないのとでは
まとまりに差が出るのは当然のこと。
それは酒量の多少や、酒に対して強弱の問題ではなく。

メンバーの中には、「テンションを上げるのと酔っ払いとは
大きな勘違いであり言語道断」とバッサリ言い切る者も。
ここで、レアサウンズは暫しの間、
演奏前禁酒が決定したのでありました。

再度申し上げるが、なんとばかばかしいとお思いの
バンドマンの方々もおられようが、これが我々のやり方。
「おれ流」ならぬ「レア流」なのであります。

レアサウンズが少しでも良い演奏を
お客様に聴いていただく施策と思い、
本音は少しぐらい良いじゃないかと思う私も、
ぐっと我慢するのでありました。

こんな事を決め込んでしまうレアサウンズが好きです。