青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

席変え

2005年12月14日 | 子供のこと
「席変え」、懐かしい響きですね。
社会人になっての席変えは、移動・昇進など、
昔の妙などきどき感とは違う。言うなればはらはら感。
だからこそ、もう経験できない子供の頃の
「席変え」は懐かしい。

やや呑みすぎで、子供より遅くまで寝ていた私の布団の中に、
坊主がもぐりこんできた。
「はやくおきなさいよ!」と言いながら。
おまえが寝てどうする。

短い時間でも、子供とのコミュニケーションは可能。
ほんの数分、彼と布団の中での会話。

「昨日席変えしたんだ」
「どこになったの?」
「窓側のいっちゃん後ろ」
「どっちの窓側?」
「運動場のほう。暖かいよ」

親とは全てこういうものだと思うが、
寒い冬は、極力南側の席に座ってもらいたいもの。
それを聞いて安心はするものの、
一番後ろは黒板が見えるのか?というこれもまた
全ての親と同じ不安。

「光って見えんよ」
「だめじゃん、そんなん。先生に言わなきゃ」
「いいのいいの」
何がいいものか。とはいえそんなこと私が言いに行くことでもなし・・。

「でもね、隣が女だから嫌なんだ・・」
「何で、いいじゃん。何が嫌なの」
「うざい」
でたでた、以前も聞いたなこのセリフ。
ここで言っていたな↓
http://blogs.yahoo.co.jp/aoyaki1961/18082860.html

「それにさぁ、K藤Y香だもんだから余計嫌なんだなぁ」
おゃおゃ、なんか言い方が変ではないか・・
「なんで、K藤Y香ちゃんって、おまえの会話に良く出てくるけど
本当は好きなんじゃないの!?」
布団の中で私をけりながら、
「そっそっそんなことあるわけ無いじゃん!!」
と、ご想像のとおりの反論。
「わかったわかった、嫌いだもんな」
「だぃっきらい。あんなやつ」
きみ、お父さんには、だいっ好きって聞こえるんだけど・・
「でもね、算数教えてくれるから、一寸いいや」
「・・・なんとも」

階下で家内が「二人とも何やってるの~遅刻するわよ~!」

昨日の忘年会は、私には大変実の有る忘年会でした。
今まで、会社の行事などで、あまり盃を交わしたことが無かった社員一名。
すごくよく気が付く子であることを確認。
こんな場で気付くなよ、とお思いかもしれませんが、
案外こんな場だからこそ、気がつくというものでも有ります。
社員の良いところが発見できることも、忘年会の良いところ。
常に呑み会を肯定する私でした。
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