合格

娘婿が土木関係の国家試験に合格との報。

調べてみるにそこそこ狭き門。
学科で50％実地で30％しか合格率が無い。

又、ある程度の実務経験が受験に必要で、
合格者は40歳までが60％でそれ以上が40％。
という事なので、27歳の娘婿はかなり若い。

手前味噌を書き連ねる記事になってしまったが、
そもそも娘が結婚するとなった時には、
嫁に出す父親ならおそらく経験するであろう
娘を取られる様な寂しさを味わったその相手。

ジャズバーで荒れて飲んだのもつい先日の事。

ところが結婚をし、いわゆる身内となり、
孫が出来、一生懸命働き家庭を守るその姿に、
いつの間にか彼に感謝する毎日となった今、
今日の合格は自分でも驚くほどうれしいのだ。


転職がブームの様な現代社会でありながら、
決して経営者では無く父親としての思いであるが、

　自分の時間がなかなか取れない状況の中、
　仕事柄時に勤務体系が昼夜逆転しようとも、
　長時間の残業を強いられる日々が続いても
　どうしても天気に左右される事が多いため
　土日関係なく明日が休みか分からぬ毎日でも、

　守るものがあると言うのは本当に強い事。

義理とは言え息子のこの働きには感謝しかない。