分解掃除

午前中、社長とある課題に取り組む。
まったく色々なことがおきる。
尚かつ、かれこれ１年以上前に辞めた者宛に電話が入る。
どういう引き継ぎやっとるンじゃ。全く！
我が社のことだけに、余りみっともないことを
表沙汰にしたくはないが、ちゃんと引き継ぎしてくれよ。
私より年長の担当者よ！

そんな色々あった午前中とはうって変わり、
昼からは長閑なもの。
娘受験勉強で、息子は友達の家へ。
こうなるとやることが無く、
久しぶりにトランペットの分解掃除。
分解した楽器全て、専用洗剤（下写真のブラスソープ）
を混ぜたお湯の中にしばらくの間浸す。
そして、フレキシブルクリーナーという
煙突掃除（←現物見たことがない人が多くなったね）
みたいな掃除道具で、管内の掃除。
すると結構出てきた・・・・。


管楽器洗剤

フレキシブルクリーナー

思うにこれって、他人の楽器はやだね。
いつもやる時思うけど、自分の楽器だから出来るって言う物だよね。

でもトランペットという楽器、
分解したとて、精々下の写真の程度しか部品がない。
トロンボーンだともっと少ないのかな。
単純な楽器といえば単純。



そして余程時間が余っていたというか、
いつもは、別々に掃除をするのだけれど、
本日は私が常に愛用をする持ち替え楽器
「フリューゲルホーン」も掃除。
前回も書いたが、これは２５年以上使い続けているが、
結構綺麗に保っているつもり。
やはり愛着を持たねば。だ。

ところでこの私の愛用のトランペット、
Vincent Bach社製の物。
こちらも２０年ほど以前の品物だが、
実はこの会社、なにやら経営状況が芳しくないのか、
技術者を大量にクビにしてしまったとか言う噂。
ラッパ吹きならば、当然知るところの一流ブランド。
有る楽器屋さんの話によると、経営を立て直したとしても、
以前同様のBachは、まず出来ないであろう。と言うのが
楽器業界の噂とか。そうなるとこの楽器もプレミア物か！


上がヤマハ製フリューゲル２５年物。下がバックトランペット２０年物。

ところでその噂を聞いたという楽器屋さんに
先日寄って買ってきたのが下のトランペットケース！
実は随分前にここであれが良いこれがだめとか
色々悩んでいたが、偶然これを制作している人に出会い、
この人とひとしきり雑談をしていたら、
思わず仲が良くなって買ってしまったという物。
もっとも案外一番欲しかった物であったので自分なりには満足。




ところがどうだ！
先日練習に持っていったら、
「富山の薬売りみたいだぁ～」とか
「工具箱みたいだ～」とか
「やすっぽ」・・・。。

ほっといてくれ！自分が気に入って買った物。
もともと一番に重視したのが、軽さとか持ちやすさではなく、
『頑丈さ』なんです。楽器を愛するからこそ、
楽器の立場に立った入れ物を探したまでなんですよ！！
それに、そう簡単に誰も持ってないジャン！こんなの！
そこが一番気に入っています。



楽器の掃除をすると、吹きたくなりますね。
車の掃除をすると、乗りたくなるような物でしょうか。
明日は久しぶりに昼間もう一つのビッグバンド
ジャズ・オーケストラ・ブライトネスの練習です。
しっかり吹いてこようと思います。
そうそう、レアのチケットも売ってこなくては！


そういえば、ＭＩＹＡさんのページで、
レアのコンサートを紹介頂き、
どんな曲をやるのかという質問まで頂いたので
ここだけ公開しました。
（ないしょと言っておきながらながらここでも公開している！）
「Samba Del Gringo」をクリックして頂ければ、
今度やるこの一曲丸ごと聞くことが出来ます。

思えば、実際どんな曲を私がやっているのか、
音では紹介した事がありませんでしたから、
こんな感じの曲を楽しんでいると言うことで、
お暇でしたらお聞き下さい。
そしてお気に入り頂きましたら、コンサート、
是非足をお運び下さいませ！


ばらしちゃった。一曲・・・。