ディナーショー

名古屋栄にそびえるテレビ塔の
四階に有るタワーレストラン
昨晩そこで私今年のトランペット吹き納め
ジャス・オーケストラ・ブライトネス主催による
ディナーショーが開催された。



テレビ塔などと言う所、
子供の時の遠足以来ではないか言うほどに久しぶり。
このレストランを含み、リニューアルしてあり、
結構訪れる人も多かったのが以外！？



テレビ塔の中だけに、上の写真のような
鉄の支柱が随所に現れ、
それはそれで又デザインとしての機能も果たす様な
店作りがされていたのが印象的。

このお店、個人的に訪れるのには、やや敷居が高いが
それでも大切な人を誘って来るのには
抜群のロケーションであるには違いない。



ところでセッティング時、上の写真の如く、
インスタントステージを作成。
誰の発案か知らないが、
ホームセンターで売っているものをかき集めた様相。
下の白いのは、プランターで、
上の板は、本当に簡単なただの板。
意外と強度があり、簡単安価という点では優れもの。
トロンボーンがこれに乗り、ラッパが立てば
三段ひな壇となるわけ。もちろん前面蹴込みには
黒の布を貼り付ける懲りよう。



ディナーショーと言う位なので、
さすがに食器の類も立派。ライブハウスとは訳が違う。
何が出てきたのかは、演者だっただけに、
さっぱり分からなかったのが残念。
おそらくそれなりのコース料理だったに違いない。



四部構成の今回のイベント。
お客様が食事を摂っておられる時には、
軽く我々が流す程度の演奏。極力静かに。
言うなればＢＧＭに徹するという第一部。
こういうのがディナーショーのやり方らしいが、
私にはあまりなじまない演奏でした。

そして第二部が、上の写真のようなフラメンコショー。
華やかな衣装で踊る女性達のパフォーマンス。
はじめてみましたが、迫力があります。

そして、第三部というかつなぎと言うか。
ピアノのＢ氏によるソロタイム。
この人がパラパラっと弾くのが、
一番ＢＧＭとして聞えが良い。
いうなれば、一部はこの方だけで十分だったりして！



そして我々の第二幕、構成的には第四部が
我々の「本気」演奏タイム。
やっぱりねぇ、音絞って吹くのはつらいので
こうじゃなくてはいけません。

そしてすばらしい演奏と陽気な人柄のゲスト
ジェイミー・デービスさんのサックスと、
私の一応後輩に当たるけれど、トランペットを吹かせれば
全くもってすばらしいプレイをする渡辺勉君も加わる。

私とＫ先輩とのツインリードで、
渡辺勉君のＭＦナンバーをサポート。
彼のバックというのは本当に光栄ですわ。
しっかりと吹くことができました。
手前味噌ですが、このメンバーで思いっきり吹けば、
やはり迫力あったと思います。

ゴードン・グッドウィンのどっぱやい曲や、
音が高すぎて、普通は敬遠しがちな曲の数々を披露。
アンコールはＭＦナンバー
「レフト・バンク・エキスプレス」
最後まで結構私も音を出すことができました。

お客様から、ありがたい言葉をいただきながら閉幕。
後片付けが終わったのは、22時30分。
そこから宴会場に移動して、乾杯したのが23時。
疲れた体にビールが美味しかったですね！

そして渡辺君ほか数名で丼君の店へと二次会。
ただでさえ遅いのにもかかわらず、
訳あって！呑み続け、帰宅したのはなんと４時！
久しぶりの午前様でありました。

ともあれ、満席のお客様に感謝、
ゲストプレーヤーに感謝、
フラメンコの人たちに感謝の充実の一日でありました。