一寸嬉しかった事

親馬鹿ならぬ社長馬鹿なる本日の記事
こんな事で喜んでいては、
「経営者として情けない！」と
コメントされてしまいそうなので
その類のコメントだけは勘弁してくださいと
前置きをした上で少々嬉しい話。



この大不況時において、何とか１０日、
当社、昨年並みの賞与を支払う事が出来た。
本来であれば、大企業の様に、公務員の様に
もっと沢山支払って差し上げたいのだが、
なかなかそうは許さない状況が本音の所。
勿論、社長である私の手腕次第というのは承知。
来年は更に多くを、と、私の課題である。

ところで、先月お会いしたご同業の方々の話も
はたまた、音楽仲間の会社で聞いた話でも
賞与凍結という所も多々あると聞く。
勿論そんな所と比較していたら、ただでさえ
情けない話が、尚更情けない話になってしまうが、
やはり中小企業をの取り巻く世情は厳しい！

で、何が嬉しかったかと言うと、
賞与を支払った翌土曜日、朝会社でメールチェック。
すると若手社員の一人からメールが届いていた。

お礼と書かれた件名のそのメールをチェックすると、
賞与を貰った事に関してのお礼が書かれてあった。
このような世の中で、貰える事のありがたさをかみ締め
心から感謝します。と言った要旨。

正直思いも寄らぬ彼からのメールにやや驚き。
彼の周りでも厳しい状況の知人がいたのであろうか、
はたまた、貰えるとは思っていなかったのか！？
何れにせよ私にとっては嬉しいメールであった。
正に親馬鹿ならぬ社長馬鹿で誠に恐縮！

繰り返しになるが、来年には更に多く支払えるよう、
その前に、冬にもしっかり支払えるよう、
頑張って経営しなければ、と気合が入った。