青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

風習

2017年03月14日 | 思うこといろいろ
先週の今日亡くなった叔父の通夜式が
10日の金曜日の日にしめやかに行われた。

こういった行事は地方性が色々有る様で
今回あったその時の話を一寸記してみる。


お葬式の風習をまとめたサイトまでここにあり、
さっき思わず見入ってしまったのだけれども、
今回の埼玉県には、

  通夜式には紅白の水引を使う場合も有る
  
  とか、

  参列者が▽の白い布を付けて参列する

  とか・・・・

一寸びっくりする様な記事が有ったけれど、
そんな事は全く無く「普通」であった。


ところで、私出張の真っただ中であったので、
家内に礼服をホテルまで送ってもらい通夜式に臨む。
加えて故人の実兄とはいえ、とても連れていかれぬ
父の代役という事も有って香典なども高額を用意。

ホテル隣にあるドンキで高額が入る香典袋と、
筆ペンを買い込み心静かにホテルで香典を作った。

  話はそれるが、ドンキって案外高いのね。。

  話を戻す。

買った高額用の香典袋の中袋がややこしく、
名前や金額を書くところを何度も確認して、
旧字体の文字をネットで念押し確認をして、
震える手でやっとの思いで書いた。


東京営業所から一時間半かけて通夜式会場に到着。

故人兄弟に当たる当社役員なども先着しており、
遺族に声をかけた直後の頃であったか、
「受付どなたか助けて頂けませんか」との声。

ぐるり見渡すと、親戚筋ではこんな私でも一番若輩。
「では私がやりましょう」と申し出たのです。が・・・・。


 あれほど旧字を確認して
 あれほど手が震えながら丁寧に書き、
 あれほど札の向きまでチェックして、
 あれほど中袋の事まで気にした高額用の香典袋を


受付係になった為なんと、
自ら解体をして中身を自分で出す事になるとは!

加えて隣で一緒に受付をして下さった見知らぬ方曰く、
「そういう面倒な香典袋は受付泣かせですよね~」


いや、丁寧に書いたその気持ちと高価な香典袋は
きっと故人に伝わっているのだと信じたい私。



それはそうと、明らかにこちらと違う風習。

親族と親族以外の一般参列者と
席を別にするのはこちらでもそうだが、
北関東のここの地域の通夜式だと、
親族以外の方々は焼香を済ませたらば、
そのまま全員退席させると言う風習には、
やや驚きと合理性を感じたのである。

なので通夜式一般参列者の滞在時間、
開式から確実に30分かかっていない。
一番に焼香した一般参列者の方は15分位で退席。

血縁でも無い方の式に参列の多い方には、
ある種合理的なシステムにも感じました。


何れにせよ公私共々こういう場所に来る必要性が
無いに越したことはないと強く思うのであります。
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