青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

富山9

2023年03月25日 | 旅の記録
富山1

ここを初めて見られた方は、

富山9のタイトルで
富山1とは何事か。。とお思いと思うが、
前から読んで下さると分かりますので...と、
読んで下さいなんて言える程の記事では全く無く。。

単なる個人の旅の記録なのでお許しいただき、

 最後に富山市内を散策。(従って富山1)


まず寄ったのはここ。



正式名称は「薬種商の館金岡邸」

富山の売薬業の歴史を一堂に集めた博物館。
とても印象に残った建物で有りました。

幸い他にお客様がいらっしゃらなかったためか、
会館の方が我々について説明下さったのだが、
それが実に丁寧で分かりやすい。

全て写真撮影OKと言うのも何とも珍しく有難い。



入るといきなりこんな昔の様子が作られている。

そして、





薬の歴史が興味深く展示されている。



ただこの後、続々と興味がわいてきたのは、
私が小さい時に見たような、又聞いたような、
そんな薬の名前が続出するからなのである。



写真はほんの一部にすぎないが、
ケロリンなんてのは、我が家に有ったし、



置き薬のその箱の歴史にさえ懐かしさを感じる。

この辺りは実際に飲んだことが有る様な。。



そして家内と思い出して懐かしんだのは、
オマケに付いていた紙風船!



同年諸氏、覚えていませんか!

ついつい昔の自分になったように引き込まれる。

その後、この部屋で興味深い話を伺う。



この地ではあまりにも有名であり名士である
この薬業を創業した金岡という家系。

何代にも続き薬の発展のみならず、
地域の発展、特に電力から金融まで幅広く掌る。

つい私その説明員の方に、
よくぞそれだけの後継ぎが居られたのですね。。と

すると説明下さった方が、
大変良い質問をして下さったと言わんばかりに
家系図をお見せ下さった所、

 この金岡家さんは完全なる女系なのだ。

そう、私の様な出来の悪い、男の三代目等存在せず、
とても出来の良い方を養子に迎え存続しているのだと。

 ついつい、なーるほどね!



 その後、

この建物がこの方々のお屋敷で有った事から、
それらもしっかり公開されておられ、
見事なお部屋の数々を見学。



大正時代から残るシャンデリアで有るだとか、



又、ガラスまでもが昔のままのガラスがはめられ、
当時の技術ではまだ綺麗に成形されていない、
少々屈折したガラス窓にも驚かされました。



こういう物を見て懐かしいと思う歳になったと
痛感しつつも楽しいひと時を過ごす事が出来ました。



富山に行かれたら見学お勧め。



つづく。
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