新聞

なんと、私の誕生日、
昭和３６年６月１５日の新聞が
実家に取ってあって出てきたと
我が家にそれが届いた。

親というのは有難い。
ちなみに朝夕刊セットで残っている。


部分部分くり抜いてお届けします。

まず第一面
何より木曜日であったと言うことを初めて知る。




現中日新聞なのだが、
中部日本新聞となっているところから違う。
ただ政治的な活字は今と変わらない。

そしてスポーツ面。



一寸見難いが私の好きなプロ野球。
なんと！中日が首位ではないか！！！
（どうでも良いが阪神はビリ・・）
やはり、生まれながらにして中日ファン。
ちなみにこの年、優勝は逃しているが。。

打率はと言えば、



国民栄誉賞を受けられるとの報道がある、
長島選手が首位を走っているのは流石！
巨人ファンならずとも野球ファンとして
王選手共々その活躍は素晴らしいと改めて思う。


さて広告が時代を物語っている。

まずは車。私が今乗っているクラウンも初代！
観音開きのドアが印象的なこれも私と同年代。



キャッチフレーズに何とも時代を感じる。

乗り物続きで鉄道。名鉄の広告。



この名鉄のパノラマカーが、
私が生まれた年に誕生したというのは
随分前から知っていたのだけれども、
自分が生まれたその日の広告になっているとは
当然本日改め知りました。


何と言っても高度成長時代の象徴、電化製品。



確かにこの手の洗濯機が我が家にあったのを
おぼろげながら記憶に残っている。
脱水機ではなくてローラーに挟んで搾り取る。
なんとも涙ぐましい広告ではありませんか！？



そしてステレオ！
これも感動的でしたね。

「真空管が指揮をとる！」

当時も出来るコピーライターが居られたのですね。
なんとも素晴らしい表現では有りませんか！

恐らく見えないと思うが、ちなみに価格は、
中央奥に有る一番高級なそれが９９，７００円。
一番小さいラジオでも５，２００円。
結構高価な品物だったのですね！

驚くは、一般紙にこんな広告が！



名古屋に女性のための新しいビジネス誕生！
美人ロマンサー募集って。。。

この広告読むと、今ではとても考えられない、
言葉の数々が並んでいる。
これだけとってもやはり時代を感じます。

時代と言えば求人欄もこの類が目立つ。



鉄工場の募集等が目立っていたのも時代を語るが
やはりこの類が多いのも高度成長期の表れか。

自分の生まれた日の新聞話題を
キャバレーで締めるのも何だが、
懐かしい思いと親に感謝の気持ちで読み返しました。

ちなみに我が子の生まれた日の新聞、
我が家には取ってありますよ。