青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

社内報

2007年06月02日 | 思うこといろいろ
当社毎月1日社内報を発刊。
創刊の頃は、「萬月報」(よろずげっぽう)
と言う名であったが、社名変更と同時に
現社名を冠にした○エ○オ○ニュースと改名。
昨日通算299号を発刊。
来月には記念すべき300号発刊となる。
我々の規模の会社にあっては、社員諸氏
結構頑張っているのではないかと自画自賛。

一頃は、毎月創刊していない時期もあったので、
300号という数字から、私が入社前からこれは存在する。
当然私も「新聞部員」としてその責務も担った。
そしてなにより、このブログのタイトル
「青色日誌」と言うのは、5、6年ほど前
私が担当する連載コラムとして、
当時の新聞部員諸氏が命名してくれた名前なのだ。

さて、その昨日発刊の社内報の話。
社員がかわるがわる寄稿する
「おもひてぼろぼろ」というコーナーがある。
自らの想い出話を寄稿する様だ。
私であれば、スイングC年の話題となろうか・・。
今月のその記事が今までになく気に入った。

三十代後半野球好きの課長君の記事。
固有名詞がやたら多いのが気にはなったが
(気に入ったと言いながら文句言ってごめんよ)
要約するにこうだ。

野球が好きな彼。始めて試合に出たのが
小学四年生の時。先輩に混じり、
ライトで9番!で先発を言い渡される。
そしてその試合、残念ながら強豪相手に歯が立たず、
7-0で惨敗目前の9回、1アウトから
彼は何とか一点をとの思いを込め、見事3ベースヒットを放った!

彼は一人気を吐く。ホームに戻りたい!
1アウト3塁。次なるバッターは残念ながら
3塁ゴロ!三塁手は彼を牽制しつつファーストへと投げるや
彼は一目散にホームをねらう!正に少年野球ドラマ!
一塁でバッターはアウト。ツーアウトとなり、
瞬時に1塁手はホームへとボールを転送!
さてホームベース上、彼の結末や如何に!



写真はあくまでも我が家「自慢!?」の息子。

野球はドラマと言うが、少年野球の1試合であっても
ドラマは生まれると言う事は、今の私には良く分かる。

残念ながら結果は「アウト」!従って試合終了!
彼のワンプレーで、試合が閉じられたのであった。


彼はこのシーンを今でも思い出すのだとか。
すごく良く分かるような気がする。


この話、結末が自慢話ではないところに好感がもてる。
(文中は自慢話があったようだが・・)
私も反省多々するところだが、
自ら語る手柄話ほど見苦しい物はない。
今日もこのブログの上の方で「自我自賛で失礼」と言っているが、
手柄話は、書き方によっては読む気力を失う事がある。
(特に学力事、出身校だとか学年で何番だったとか・・nn)
私は個人的なブログだから良いやと、
乱発してしまっているが、
読み手が多い物に対しての寄稿の場合は
十分注意しなければと思ってしまった。

更に失敗から「得た物」が見える話が印象良い。
個人プレーに走ってしまった彼の後悔の念。
今でも思い出すというそのシーンはおそらく
彼が今まで生きる中で「教訓」となったのだろうと推察できる。
さしずめ我々音楽マニアだと、
決定的な「ミストーン」をしたシーンと言ったところか。

ミストーンをしてひんしゅくを買った音楽を聴くと、
何故か顔が赤らむ程に、恥ずかしい思いが湧く物だが、
彼も最後にこう締めくくっているのが心地良い。

あの頃からずっと野球が好きで、
今もドラゴンズを応援しています。
1アウト、3塁の時は特にドキドキしながら・・・。


私なんかが、文書批評する権利も知識もない。
ただ、最近ブログ、MIXI等で読む文章から、
時々こういう良い気持ちにさせられる文章に出会うと、
妙に微笑ましく思えるのであった。



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2 コメント

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Unknown (キーニョ)
2007-06-03 16:39:58
社内報300号おめでとうございます。

青色日誌が掲載されている頃からの熱心な!読者でありまするが、まさに継続は力なり、と言えますね。

いつ読んでも、しっかりとした社風がうかがい知れる、と言う意味では立派な広報紙、とも言えるのかもしれません。

見られる、と言うことによって緊張感を保つ、と言う意味では、会社もバンドも似ている、と言えるのかもしれませんね。
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キーニョさまさま (あおやき)
2007-06-03 22:06:12
ご愛読有り難うございます。

っとその前に、当社をご利用頂き、
誠に有り難く厚く御礼申し上げますと共に、
日頃の非礼、暴言、いじめ、いびりの数々、
何卒ご容赦頂きたくお願い申し上げ、

あしたよろしくね!
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