兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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たかが便秘 されど便秘③

2020年12月12日 | 病気

便秘の話の続きです。

 

便秘予防と改善のために自分でできることもやってみましょう。

まずは自分の便の性状(便の形や硬さなど)の確認からです。

 

1.トイレに行く習慣をつけましょう

ロダンの「考える人」のポーズは排便に最適な 前傾35度といわれています。

 

2.毎日ちゃんと食事をとりましょう

特に朝食は腸を動かすのに大切です。オリーブオイルなどのオイルを摂取すると腸の動きがスムーズになることもあります。

 

3.腸内環境を整えましょう

食物繊維のほか発酵食品を積極的にとると良いです

 

4.水分はこまめにとりましょう。

5.排便には筋肉も必要です。積極的に体を動かしましょう

 

それでもだめなら、便秘薬の調節を!

ただし、市販の便秘薬には腸の運動を刺激する刺激性下剤と 穏やかに排便を促す緩下剤があります。

刺激性下剤は習慣性や依存性のほかに薬剤耐性があるため、長期間使用していると効果が弱くなりドンドン量を増量せざるを得ない状況になることがあります。

使用時は便が出ないときだけ 漫然と使用しないなど 使い方は注意が必要です。便秘薬は新しい治療薬も多く選択肢が広がっています。困っている方は一度相談されることをお勧めします。

 


 

 


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