○ 映画:素晴らしき哉、人生!
○ 監督:フランク・キャプラ
○ 主演:ジェームス・スチュワート
昨年度から、ボランティア団体の広報誌の編集に関わっています。
今月に発刊となった広報誌には、新たな企画としてお薦め映画特集を組むことになり、ボランティア活動の指導的立場にある先生方に、
お薦め映画の紹介を依頼しました。
その中の一つが、フランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」でした。
率直な感想は、見て本当によかった の一言です。
ストーリー的には、クリスマス・キャロルの映画を連想させる感じがありました。
クリスマス・キャロルでは、主人公のスクルージーが過去・現在・未来における自分の姿を見つめ直すことで、新たな生き方を見出します。
本映画では、絶望の淵に立ち死を決意した主人公:ショージが、自分の生まれなかった世界を見ることで、生きることの意味や喜びを見出す
というストーリーです。
神の意思を受けた精霊や風変わりな老天使が、主人公の道案内を務めるという点が共通点でもありますが、
主人公たちが生きる意味や喜びを見出すという点が深い共通点と言えそうです。
ジョージは、失くしたお金を工面できず、仕事で窮地に立たされます。
絶望のあまり、愛する妻や子どもたちにも当たり散らし、死を決意します。
自分なんかいなければいい、保険金で少しでも会社や家族の負担を軽減できたらと考えての決意だったのです。
その時に老天使に出会い、自分のいない人生を見せてもらいます。
そこで改めて、自分が生きて関わってきた妻や友、人々との絆の深さに気付くのです。
自分が生きていたからこそ、つくることのできた 周りの人々との心のつながり。
それは確かな友情であり愛であり、信頼でもあったのです。
生きて在ることの喜びを見出したジョージは、家族の元に駆け出します。
最後の場面は感動的です。
最愛の家族と生きて再会することのできたジョージ。
窮地に陥ったジョージを救おうと駆けつけてきた友人や仲間たち。
一人一人の温かい笑顔が心に残る場面でした。
生きていればこそ、さまざまな出会いがあり、絆が生まれ、お互いにかけがえのない存在なのだということ。
その素晴らしさを改めて教えてくれた映画でした。
機会がありましたら、是非ご覧ください。
薦められて 薦めたくなった 映画の一つになりました。
○ 監督:フランク・キャプラ
○ 主演:ジェームス・スチュワート
昨年度から、ボランティア団体の広報誌の編集に関わっています。
今月に発刊となった広報誌には、新たな企画としてお薦め映画特集を組むことになり、ボランティア活動の指導的立場にある先生方に、
お薦め映画の紹介を依頼しました。
その中の一つが、フランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」でした。
率直な感想は、見て本当によかった の一言です。
ストーリー的には、クリスマス・キャロルの映画を連想させる感じがありました。
クリスマス・キャロルでは、主人公のスクルージーが過去・現在・未来における自分の姿を見つめ直すことで、新たな生き方を見出します。
本映画では、絶望の淵に立ち死を決意した主人公:ショージが、自分の生まれなかった世界を見ることで、生きることの意味や喜びを見出す
というストーリーです。
神の意思を受けた精霊や風変わりな老天使が、主人公の道案内を務めるという点が共通点でもありますが、
主人公たちが生きる意味や喜びを見出すという点が深い共通点と言えそうです。
ジョージは、失くしたお金を工面できず、仕事で窮地に立たされます。
絶望のあまり、愛する妻や子どもたちにも当たり散らし、死を決意します。
自分なんかいなければいい、保険金で少しでも会社や家族の負担を軽減できたらと考えての決意だったのです。
その時に老天使に出会い、自分のいない人生を見せてもらいます。
そこで改めて、自分が生きて関わってきた妻や友、人々との絆の深さに気付くのです。
自分が生きていたからこそ、つくることのできた 周りの人々との心のつながり。
それは確かな友情であり愛であり、信頼でもあったのです。
生きて在ることの喜びを見出したジョージは、家族の元に駆け出します。
最後の場面は感動的です。
最愛の家族と生きて再会することのできたジョージ。
窮地に陥ったジョージを救おうと駆けつけてきた友人や仲間たち。
一人一人の温かい笑顔が心に残る場面でした。
生きていればこそ、さまざまな出会いがあり、絆が生まれ、お互いにかけがえのない存在なのだということ。
その素晴らしさを改めて教えてくれた映画でした。
機会がありましたら、是非ご覧ください。
薦められて 薦めたくなった 映画の一つになりました。