9/20付のニュースによると、6/5に発生した落盤事故で、地下に閉じ込められた33名の救出のペースが、大型切削機を使うことでさらに早められるとのことで、少し安心しました。当初は、救出は年末になるのではと予想されていたのですが、早ければ10月中旬に可能になるとのことです。
事故発生から17日後に、33名全員が無事だというニュースを知った時は、驚きと同時に強い感動を受けました。わずか2日分の備蓄食料と水しかない状況の中で、全員が無事だったのですから。幸い避難所に通気の設備があり、地下水も飲料水にできたことが救いになったようですが、その間の33名のチームワーク(連帯感)のすばらしさには、頭が下がります。『助かるなら全員で』という思いで、頑張っていたのだと思います。
33人の中で最年長のマリオ・ゴメスさん(63)は妻、リリアナさんに宛てた手紙に「愛する妻へ。たとえ救出にまだ何カ月かかろうとも、私は大丈夫だ。きっと全員生きて帰れる。忍耐と信心。神が守ってくれる」と書きました。家族や愛する人への33名の思いを代弁する手紙だったのではないかと思います。
9/14に、地下にいる父親の一人に女の子が誕生し、その父親は『エスペランサ=希望』と名付けたそうです。文字通り、希望を与えてくれる我が子の誕生だったと思います。テレビを通して、父親と女の子との対面も実現したようです。我が子を自らの手で抱きしめることや、また家族と再会できることを希望にして、その父親もまた他の32名も、救出される日まで新たな気持ちで頑張ることと思います。
33名全員が元気な状態で、一日も早く救出され、家族との再会が叶うよう、心から祈りたいと思います。
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