鰯の頭も信心から？

プラシーボ(偽薬)効果はなぜ起こるのか
　信仰の話ではないですが、非常に興味深い。あまりこの分野は研究されてこなかったようです。
　よく話題にはなり、実体験も多いのですが、メカニズムが解明されていないという。

しかし、どのようにすればそうした仮説を検証し得るのだろうか？ 医薬品の試験方法は通常、被験者を2つのグループに分け、片方には医薬品を投与し、もう片方のグループにはプラシーボを投薬したうえで何が起こるかを見る。一般的に患者全員には、何が行なわれるかを告知しなければならない。ダミー薬を飲んでいるかもしれないのに、全員に本物の薬が投与されていると伝えるのは倫理に反する。
プラシーボの研究の場合も、おそらく被験者を2つのグループ──プラシーボを服用するグループと服用しないグループ──に分けることになるだろう。しかし「インフォームド・コンセント」のおかげで、自分がどちらのグループにいるのか、全員が分かってしまう。偽薬を服用していると分かっている場合、プラシーボは効果を示さないと思われる。

　なるほど！これじゃあ客観的な臨床・治験はできないですね
　だからこの分野は医療倫理の問題という側面もあって、なかなか一筋縄では研究は進みそうにないですね

もう1つの方法は、正規の薬に対してプラシーボを使用するものだが、これもまた不確実なやり方だとベイラー博士はいう。プラシーボを投与される可能性があることを患者が知っていた場合、関心を強めることで反応が変わるかもしれないからだ。

　これも難しいですね。あらかじめプラシーボであるということを知っていれば、それよって効果が変わる可能性もあるでしょうから
　こういった脳の内分泌系の臨床で客観的な確証を得るのは困難な命題ですね。
　「プラシーボ」の反対を「ノシーボ」というのも初めて知りました。
　私もプラシーボでしょうけど、不眠解消に黒酢を飲んでます。
　（ＴＶで浜崎あゆみが黒酢を飲むと朝すっきり起きれるという発言から試してみてます）
　医学的には黒酢が睡眠に及ぼす作用はないようですが、飲み始めてから
　睡眠のリズムがよくなってきた（よく寝れる＆朝起きれる）気がします。
　キシリトールのガムやサプリメントも実際に効果があったか、客観的な数値はないですが
　効いてる気がするといった感じでしょうか。（プラシーボ効果？）