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幸せになるためのイタリア語講座を見てきました

2004年08月04日 | 映画館での映画
めずらしく単館系の作品「幸せになるためのイタリア語講座」を見てきました。
この作品のために三軒茶屋まで行ってきました。初三茶です。
最近、シネコンのキレイで大きいとこばっかりで見ているので、ちょっと
懐かしい感じの映画館でした。イスのスプリングが壊れているあたりなんか。

この作品、ベルリン国際映画祭で銀熊賞など受賞しているんですね。
ちょっと遅れて(10分くらい)入ったので話の冒頭を見てません(汗)
そんな中で最初に思ったのが、何語を話しているんだ。ということ。
ほとんどドイツ語っぽいけど、ロシア語にも聞こえるし、イタリア語も
まじっている。冒頭にたぶん場所の説明か字幕があったと思うのですが
みごとにそれを見逃しているので、さっぱりわからず。
(あとでパンフレットでデンマークのコペンハーゲンと判明)

ストーリーは、いろいろな問題をかかえている6人が、それぞれ何かを
変えたいと思い、市の主催するイタリア語講座に興味を持ち受講しようと
するのだけれど、講師が心臓発作で亡くなってしまい、さらに定員不足で
閉鎖になる。その後、代理の講師で再開される。その講座の中で
「みんなでイタリアに行こう!」という話が持ち上がって、
舞台は水の都ベニスへ。それぞれの複雑な思いと共に夜が更けて行く。

率直にいって、話の冒頭はちょっと眠たくなるシーンが多い。
一人一人の生活などをじっくり描いているのだけれど、それが講座に
どう結びついていくのかがわかりずらくて、寝そうになる(汗)
話の中盤から、6人の生活に変化がでてきて、それぞれ色々な思いが
交錯してくると、面白くなってきたと思った。そしてベニス旅行。
それまでのくもり空が多いちょっと暗い北欧の街から、イタリアに
舞台がうつって、ラブストーリーの要素が強くなってハッピーエンド
になっていく。後半は特に大人の恋という感じでよかった。

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