人種によって世界が変わる？

かなり興味深いレポートがありました。

研究報告「東洋人と西洋人は世界の見方が異なる」

アジア人と北米人は実のところ、世界の見方が違っている。1枚の写真を見た時、ヨーロッパ人を先祖に持つ米国人の学生が前景に写っている物により多くの注意を払うのに対し、中国出身の学生は背景の観察と全体像の認識により多くの時間を費やすことが、ミシガン大学の研究から明らかになった。

なにをさして東洋人をいうのが気になりつつ読みましたが、
まぁ日本人と中国人＝東洋人、アメリカ人＝西洋人という風に
一般化しているようですが、話の論点はそこではなく、
アジア人とアメリカ人では風景を見ても着眼点が違うという
ことみたいです。たしかに言われてみるとあまり多くない
欧米の友人と街を歩いていて、見ているポイントが違うこと
を思い出しました。これって個性による違いなのかと思って
いましたが、文化による違いということだそうです。
画期的だと思うのは、文化というものが、眼球の制御から
脳の認知にまで影響を及ぼしている点ですね。想像（創造）の
延長線上に総体として存在するのが「文化」ではなく
「文化」も認知に影響を与えていて、それがサイクリックに
影響をあたえあっているということでしょうか。
見る→考える→行動→他者に影響→群行動→文化→見る→・・・。

うーん・・・興味深いです。